この記事の要点
- MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)は、モバイル系・IoT系を中心に複数の検定と認定研修を実施しています(2026年9月27日に公式ページで確認)。
- モバイル系は「モバイル技術基礎検定/スマートフォン・モバイル実務検定 → モバイルシステム技術検定2級 → 1級」、IoT系は「IoTシステム技術検定 基礎 → 中級 → 上級」という段階があります。
- 2級・IoT基礎・IoT中級には受検資格がなく、どこからでも始められます。受検資格があるのは1級(2級合格者)とIoT上級(IoT中級合格者など)です。
- 技術職ならモバイル2級かIoT中級から、非技術職や新人ならモバイル技術基礎検定かIoT基礎から始めるのが一般的な選び方です。
- 当サイトは、MCPCとは関係のない個人運営の非公式教材です。問題集はモバイル2級・IoT中級・IoT基礎の3つだけを扱っています。
MCPCの検定には、どんな種類がある?
MCPCの検定・資格のページには、次の検定と認定研修が並んでいます。形式や合否の出方が検定ごとに違うので、まず全体を1枚の表で確認しましょう。
| 検定 | 形式 | 受検資格 | 合否 | 公表の合格率 |
|---|---|---|---|---|
| モバイル技術基礎検定 | 60問・60分・4者択一・CBT | なし | 即時 | 73.0% |
| スマートフォン・モバイル実務検定(総務省後援) | 60問・60分・4者択一・CBT | なし | 即時 | 78.2% |
| モバイルシステム技術検定 2級 | 100問・100分・4者択一・CBT | なし | 即時 | 60.7% |
| モバイルシステム技術検定 1級 | 3科目・各43問・60分・4者択一・CBT | 2級合格者 | 一斉公開 | 科目別47.6〜53.8% |
| IoTシステム技術検定 基礎 | 60問・60分・4者択一・CBT | なし | 即時 | 68.5% |
| IoTシステム技術検定 中級 | 80問・90分・4者択一・CBT | なし | 即時 | 68.0% |
| IoTシステム技術検定 上級 | 論述式・180分(各問350〜1,200字をキー入力)・CBT | IoT中級合格者など | 一斉公開 | 48.9% |
| ワイヤレスIoTプランナー検定(総務省後援) | 検定試験(CBT)と認定研修がある | 公式ページで確認 | 検定試験は即時、認定研修は一斉公開 | 検定試験[基礎]80.2% |
| シニアモバイルシステムコンサルタント(SMC) | 認定研修(更新研修あり) | 公式ページで確認 | 一斉公開 | 公表資料の表に記載なし |
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合否の「即時」は試験終了後に会場の画面で結果が表示されること、「一斉公開」は決まった合否公開日にマイページで結果が公開されることを指します(公式FAQの区分)。即時合否のCBT検定は、同じ開催回の申込期間中なら再受検もできます(受検日の翌日から申込でき、3日後以降の日程を選べる)。
次に受けられるのはいつ? 各検定の日程は?
択一式の検定は、決まった試験期間の中で好きな日時と会場を選んで受けるCBT方式です。2026年は、多くの検定で春〜夏と秋〜冬の2つの試験期間が設けられています。次の回の日程は次のとおりです。
| 検定 | 次の回 | 試験期間 | 申込期間 |
|---|---|---|---|
| IoTシステム技術検定 中級 | 第21回 | 2026年10月16日〜2027年2月8日 | 2026年10月9日〜2027年2月1日 |
| モバイルシステム技術検定 2級 | 第43回 | 2026年10月23日〜2027年2月22日 | 2026年10月16日〜2027年2月15日 |
| モバイル技術基礎検定 | 第37回 | 2026年10月23日〜2027年2月22日 | 2026年10月16日〜2027年2月15日 |
| スマートフォン・モバイル実務検定 | 第39回 | 2026年10月23日〜2027年2月22日 | 2026年10月16日〜2027年2月15日 |
| IoTシステム技術検定 基礎 | 第21回 | 2026年11月20日〜2027年3月22日 | 2026年11月13日〜2027年3月15日 |
| モバイルシステム技術検定 1級 | 第43回 | 2027年1月15日〜3月1日 | 2027年1月8日〜2月22日 |
| IoTシステム技術検定 上級 | 第16回 | 試験は1日のみ(2027年1月下旬。講習日と試験日が別) | 2026年12月4日〜2027年1月18日 |
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IoT上級の第16回は、公式ページの中で試験日の表記が2027年1月29日と1月30日に分かれていました(2026年9月27日時点)。受ける人は申込の前に公式ページで確認してください。受検料は検定と区分によって違うため、MCPC検定の受検料と割引で一覧にしています。
MCPCの検定は、いつから実施されている?
MCPCの沿革には、検定の始まりと受検者数の節目が載っています。長く続いてきた検定で、企業での受検の実績もあることが分かります。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2005年11月 | 第1回モバイルシステム技術検定(2級)開始(受検者553名) |
| 2006年11月 | 第1回モバイルシステム技術検定(1級)開始(受検者770名) |
| 2009年2月 | 総務省後援で第1回「ケータイ実務検定」「モバイル技術基礎検定」を実施 |
| 2016年4月 | モバイルシステム技術検定の受検者が延べ6万人を突破 |
| 2016年12月 | IoTシステム技術検定(中級)開始(受検者478名) |
| 2017年9月 | IoTシステム技術検定(基礎)開始(受検者341名) |
| 2019年7月 | IoTシステム技術検定(上級)開始 |
| 2020年11月 | 総務省後援の第1回ワイヤレスIoTプランナー検定を実施 |
| 2023年1月 | モバイル/IoTシステム技術検定ほかの受検者が延べ10万人を突破 |
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モバイル系の検定は、どの順に受ける?
モバイル系は、入門の検定から2級、1級へと段階があります。ただし受検資格があるのは1級だけで、2級は誰でも受けられます。
- 入門:モバイル技術基礎検定(技術の基礎)またはスマートフォン・モバイル実務検定(販売・消費者保護の観点)。どちらも60問・60分で、公式テキストは共通の『モバイル基礎テキスト 第9版』
- 中核:モバイルシステム技術検定2級。100問・100分で、公式テキストは『モバイルシステム技術テキスト 第11版』(第42回=2026年5月の回から適用)
- 上位:モバイルシステム技術検定1級。2級合格者が受けられ、3科目の科目合格制。公式テキストは『モバイルシステム技術テキスト エキスパート編 第9版』
入門の2つの検定の違いはスマートフォン・モバイル実務検定とはとモバイル技術基礎検定とは、2級の詳細はモバイルシステム技術検定2級とはにまとめています。
IoT系の検定は、どの順に受ける?
IoT系は基礎・中級・上級の3段階です。基礎と中級は受検資格がなく、上級は中級合格者などが受けられます。
- 基礎:IoTシステム技術検定 基礎。60問・60分で、公式テキストは『IoT技術テキスト 基礎編 改訂4版』(第20回=2026年5月の回から適用)
- 中級:IoTシステム技術検定 中級。80問・90分で、公式テキストは『IoT技術テキスト 第4版』
- 上級:IoTシステム技術検定 上級。論述式で、受検資格はIoT中級合格者のほか、早稲田大学スマートエスイー修了者、情報処理学会認定情報技術者(CITP)有資格者、企業内IoT[中級]認定者(2024年10月以降)
基礎と中級の違いはIoT検定の基礎と中級の違い、中級の詳細はIoTシステム技術検定 中級とはにまとめています。
自分はどれから受ければよい? 職種・経験別の目安は?
- 会社や学校から受ける検定が指定されていないかを確かめる
- 業務の中心が「モバイル通信・端末」か「IoTのシステム・データ」かを決める
- その分野の実務経験があるなら中核の検定(モバイル2級/IoT中級)、ないなら入門の検定を選ぶ
- 公式のサンプル問題を1つ見て、難しすぎる・易しすぎると感じたら段階を1つずらす
| あなたの状況 | 最初の候補 | 次の候補 |
|---|---|---|
| 携帯ショップ・家電量販店の販売員 | スマートフォン・モバイル実務検定 | モバイル技術基礎検定、またはモバイル2級 |
| モバイル・IT企業の新入社員、非技術系社員 | モバイル技術基礎検定、IoT基礎 | モバイル2級、IoT中級 |
| 通信・モバイルの技術者(経験あり) | モバイルシステム技術検定2級 | モバイル1級 |
| IoT・組込み・クラウドの技術者 | IoTシステム技術検定 中級 | IoT上級、またはモバイル2級 |
| IoTの企画・営業・提案担当 | IoT基礎 | IoT中級 |
| モバイルとIoTの両方に関わる技術者 | モバイル2級またはIoT中級(業務に近いほう) | もう一方 |
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判断に迷うときは、次の手順で決めます。
両方の検定を受ける場合の順番の考え方はモバイル2級とIoT中級の両方受験で整理しています。
当サイトで準備できるのは、どの検定?
当サイトは、MCPCとは関係のない個人が運営する非公式の学習教材です。問題はすべて当サイトのオリジナルで、実際の試験問題や過去問題ではありません。合格を保証するものでもありません。
問題集として扱っているのは、モバイルシステム技術検定2級・IoTシステム技術検定中級・IoTシステム技術検定基礎の3つだけです。この記事で紹介したそのほかの検定(モバイル技術基礎検定、スマートフォン・モバイル実務検定、1級、IoT上級、ワイヤレスIoTプランナー検定、SMC)の問題は扱っていません。
2つの検定のどちらかを受ける予定なら、登録不要の無料お試し20問(モバイル2級・IoT中級)で、問題と解説の形を確かめられます。
よくある質問
MCPC検定は国家資格ですか?
国家資格ではなく、MCPCが実施する民間の検定です。スマートフォン・モバイル実務検定とワイヤレスIoTプランナー検定は総務省の後援を受けています(2026年9月27日確認)。
いきなり2級やIoT中級を受けてもよいですか?
受けられます。モバイルシステム技術検定2級とIoTシステム技術検定中級には受検資格がありません。受検資格があるのは1級(2級合格者)とIoT上級(IoT中級合格者など)です。
合格点は公表されていますか?
各検定のページで、合格基準と解答は非公開とされています。当サイトでも合格点は分かりません。
過去問はありますか?
公式FAQでは過去問題はないとされ、代わりに各検定のサンプル問題が公開されています。
出典・参考
本番と同じペースで腕試し
記事の次は、本番形式の問題で。
公式の出題カテゴリの比率どおりに組んだ無料お試しを、登録不要・カード不要で解けます。続きの模試と章別ドリルは買い切りで、月額はかかりません。
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当サイトは、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)とは関係のない個人が運営する非公式の学習教材です。掲載している問題はすべて当サイトのオリジナルで、実際の試験問題・過去問題・再現問題ではありません。試験の日程・受検料・出題範囲は公式サイト(https://www.mcpc-jp.org/license/ )で必ず確認してください。合格を保証するものではありません。合格の目安は当サイトの推定です。技術・制度の記述は「最終確認日」時点のものです。