この記事の要点
- 1級を受けられるのは2級の合格者だけです。申込には2級の認定番号か、1級の科目合格番号が必要です(2026年9月27日に公式ページで確認)。
- 試験は「ネットワーク」「端末・アプリケーション」「モバイルシステム」の3科目で、1科目43問・60分の4者択一(CBT方式)です。
- 科目ごとに合否が出る科目合格制で、3科目すべてに合格すると1級に認定されます。
- 次は第43回(試験期間 2027年1月15日〜3月1日、申込 2027年1月8日〜2月22日)。合否は即時ではなく、決まった日に一斉に公開されます。
- 当サイトの問題集はモバイル2級・IoT中級・IoT基礎の3つだけで、1級の問題は扱っていません。
モバイルシステム技術検定1級は、誰が受けられる?
モバイルシステム技術検定1級は、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)が実施するモバイル分野の上位の検定です。受検資格はモバイルシステム技術検定2級の合格者に限られ、申込のときに2級の認定番号、または1級の科目合格番号を入力します(公式の1級ページで2026年9月27日に確認)。
まだ2級に合格していない人は、先に2級を受けることになります。2級は受検資格がなく、100問・100分のCBT方式です。2級の形式や出題カテゴリはモバイルシステム技術検定2級とはにまとめています。
1級に認定される条件は、3科目の試験すべてに合格することです。1回の受検で3科目をそろえる必要はなく、科目ごとに合格を積み上げられます。
| いまの状況 | 1級に申し込めるか | 申込で使う番号 |
|---|---|---|
| 2級に合格している | 申し込める | 2級の認定番号 |
| 1級の一部の科目に合格している | 申し込める(残りの科目) | 1級の科目合格番号 |
| 2級をまだ受けていない・不合格だった | 申し込めない | 先に2級を受ける |
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公式FAQによると、マイページを複数作ってしまい科目ごとの合格情報が別々のマイページに分かれると、1級の認定判定がされないことがあります。その場合は、マイページの1級メニューにある「1級 認定申請」を行うよう案内されています。
3科目の問題数と試験時間は?
| 科目 | 問題数 | 試験時間 | 解答形式 |
|---|---|---|---|
| ネットワーク | 43問 | 60分 | 4者択一・CBT方式 |
| 端末・アプリケーション | 43問 | 60分 | 4者択一・CBT方式 |
| モバイルシステム | 43問 | 60分 | 4者択一・CBT方式 |
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2科目を受けると120分、3科目では180分です。CBT方式(コンピュータの画面で出題・解答する方式)で、全都道府県の試験会場で受けられます。受検票は発行されません(2026年9月時点の公式ページの記載)。
1科目60分で43問なので、1問あたりは約84秒です。2級(100問・100分)は1問あたり60秒なので、時間だけで比べれば1級のほうが1問にかけられる時間は長くなります。ただし問題の難しさや出題の傾向は公表されていません。時間配分は、公式のサンプル問題を解いて自分で確かめるのが確実です。
受検料はいくら? 3科目一括のほうが安い?
| 区分 | 1科目 | 3科目一括 |
|---|---|---|
| 一般 | 13,750円 | 35,750円 |
| 幹事会員・正会員・賛助会員 | 11,550円 | 29,150円 |
| 相互協力会員 | 12,650円 | 32,450円 |
| ITコーディネータ有資格者 | 11,550円 | 記載なし |
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一般の区分で1科目ずつ3回に分けて受けると、13,750円×3=41,250円になり、3科目一括(35,750円)より5,500円高くなります。ただし一括で申し込んでも、3科目すべてに合格できるとは限りません。どちらが得かは「1回の受検で何科目合格できそうか」で変わります。受け方の判断は1級の難易度と科目別の合格率で詳しく整理しています。
会員区分は勤務先がMCPCの会員かどうかで決まります。区分の考え方や他の検定の割引はMCPC検定の受検料と割引を参照してください。
次の試験日程と申込期間はいつ?
- MCPCのマイページにログインする(マイページを新しく作り直さない)
- 1級の申込で、受ける科目(1科目・2科目・3科目)を選ぶ
- 2級の認定番号、または1級の科目合格番号を入力する
- 試験会場と日時を選び、受検料を支払う
- 当日、選んだ会場で受検する(受検票は発行されない)
| 回 | 試験期間 | 申込期間 |
|---|---|---|
| 第42回(終了) | 2026年6月19日〜8月3日 | 2026年6月12日〜7月27日(団体申込は7月23日17時締切) |
| 第43回 | 2027年1月15日〜3月1日 | 2027年1月8日〜2月22日 |
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1級の試験期間は約1か月半で、2級の第43回(2026年10月23日〜2027年2月22日)より短く、始まりも遅くなっています。2級に合格した直後に同じ冬のうちに1級も受けたい人は、1級の申込開始(2027年1月8日)を待つことになります。
申込の大まかな流れは次のとおりです。細かな画面の操作や支払方法は、公式ページの案内に従ってください。
合否はいつ、どうやって分かる?
2級は試験が終わった直後に画面に合否が表示されますが、1級は一斉合否公開です。公式の1級ページには、合否公開日の12時以降にマイページのHOME画面からダウンロードできると書かれています。具体的な公開日は、公式の合否公開スケジュールで確認してください。
また、1級は同一開催回での再申込ができません。即時に合否が出るCBTの検定(2級など)は、同じ回の申込期間中なら再受検できますが、1級で不合格の科目があった場合は次の回を待ちます。確認の手順は1級の合格発表とマイページにまとめています。
1級の公式テキストはどれを使う?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | モバイルシステム技術テキスト エキスパート編 第9版 |
| 発行 | リックテレコム、2023年7月 |
| 判型・頁数 | B5・467頁 |
| 価格 | 5,060円(税込) |
| ISBN | 978-4-86594-367-2 |
| 公式が挙げる改版の要点 | 5G・ローカル5Gの進展、コアネットワーク技術の進化、IoT・AIのモバイルシステムでの活用、Web3時代への移行 |
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2級の公式テキスト(第11版、2026年発刊、407頁)より厚く、発行年は2級のほうが新しいという関係です。2級の第11版で改版の要点に挙がっているNTN(非地上系ネットワーク)や6Gのような話題を、2023年発行の1級テキストがどこまで扱っているかは、実物の目次で確かめてください。読む順番の決め方は1級の勉強法で説明しています。
2級と1級は何が違う?
| 項目 | 2級 | 1級 |
|---|---|---|
| 受検資格 | なし(誰でも受検可) | 2級合格者 |
| 形式 | 100問・100分 | 1科目43問・60分(3科目) |
| 合否の出方 | 試験直後に画面に表示 | 合否公開日に一斉公開 |
| 同じ回での再受検 | 申込期間中なら可能 | 再申込できない |
| 科目合格 | なし | あり(3科目で認定) |
| 受検料(一般・税込) | 18,150円 | 1科目13,750円/3科目一括35,750円 |
| 公式テキスト | 第11版(2026年) | エキスパート編 第9版(2023年) |
| 公表されている合格率 | 60.7% | 科目別に47.6〜53.8% |
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合格率の数字だけで「1級は2級の何倍難しい」とは言えません。1級は2級に合格した人だけが受けるためです。この点は1級の難易度で説明しています。
申込前に公式ページで確かめることは?
- 2級の認定番号(または1級の科目合格番号)が手元にあるか
- 受ける科目数と、自分の区分の受検料
- 申込期間の最終日(団体申込は個人申込より締切が早い回がある)
- 合否公開日(公式の合否公開スケジュール)
- マイページを1つにまとめているか
- 対応テキストの版(エキスパート編 第9版)
日程や受検料は回ごとに変わることがあります。この記事の数字は2026年9月27日に確認したもので、申込の直前には必ず公式の1級ページを見てください。
当サイトで1級の準備はできる?
正直にお伝えすると、当サイトの問題集はモバイルシステム技術検定2級(/mobile-2kyu)・IoTシステム技術検定中級(/iot-chukyu)・IoTシステム技術検定基礎(/iot-kiso)の3つだけで、1級の問題は扱っていません。1級の対策は、公式テキストと公式のサンプル問題が中心になります。
一方で、1級の受検資格は2級の合格です。これから2級を受ける人や、2級の知識が抜けていないか確かめたい人は、登録不要のモバイル2級の無料お試し20問で今の理解度を確認できます。
当サイトはMCPCとは関係のない個人運営の非公式教材です。合格を保証するものではありません。
よくある質問
2級に合格したら、すぐに1級を受けられますか?
受検資格は2級合格者なので、2級の認定番号があれば申し込めます。ただし1級の試験期間は2級と別で、第43回の申込は2027年1月8日からです(2026年9月27日確認)。
1級の合格点は何点ですか?
合格基準と解答は公式に非公開です。当サイトでも合格点は分かりません。「何割取れば合格」といった情報は公式の根拠がないものとして扱ってください。
科目合格に有効期限はありますか?
2026年9月27日に確認した1級の公式ページには、科目合格の有効期限の記載が見当たりませんでした。次の受検まで長く間を空ける予定なら、検定事務局に確認してください。
1級の過去問はありますか?
公式FAQでは過去問題はないとされ、代わりに各検定のサンプル問題が公開されています。1級のサンプル問題もPDFで公開されています。
出典・参考
本番と同じペースで腕試し
記事の次は、本番形式の問題で。
公式の出題カテゴリの比率どおりに組んだ無料お試しを、登録不要・カード不要で解けます。続きの模試と章別ドリルは買い切りで、月額はかかりません。
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