この記事の要点
- モバイル技術基礎検定の 合格基準と解答は非公開 です。公式ページに「合格基準、解答は非公開」と明記されています(2026年9月27日確認)。何問正解で合格かを断言できる人はいません。
- MCPC が公表している合格率は 73.0% です。資料には累積の値か回ごとの値かが書かれていないため、合格点を逆算する材料にはなりません。
- 合否は 試験終了後に画面に表示 されます。申込期間中なら同じ開催回で受け直せますが、受検料はその都度かかります。
- 当サイトの模試は、正答率 70% を合格の目安として表示しています。これは当サイトの推定で、公式の基準ではありません。
合格ラインは公表されている?
公表されていません。モバイル技術基礎検定の公式ページには、合格基準と解答は非公開と書かれています。MCPC のよくある質問(Q&A)でも、採点結果や合否についての問い合わせには一切応じないとされています(どちらも2026年9月27日確認)。
そのため、ネットで見かける「6割で受かる」「7割が合格ライン」といった情報は、どれも受けた人の感想か推測です。公式の根拠はありません。準備の目標を決めるときは、推測の数字に合わせるのではなく、線がどこにあっても持ちこたえられる余裕を自分で作る方が安全です。
同じ MCPC の検定では、モバイルシステム技術検定2級や IoTシステム技術検定も合格基準は非公開です。MCPC の CBT 方式の検定では、合格基準を出さない運用がそろっていると考えてよいでしょう。
公表されている数字と、されていない数字は?
| 項目 | 公表の有無 | 内容(2026年9月27日確認) |
|---|---|---|
| 問題数・時間・形式 | 公表 | 60問・60分・4者択一・CBT方式 |
| 合格基準(合格点) | 非公開 | 公式ページに「非公開」と明記 |
| 解答 | 非公開 | 本番の正誤は受検者にも分からない |
| 出題カテゴリ | 公表 | 9つのカテゴリ(比率は公式には非公表) |
| 合格率 | 公表(PDF資料) | モバイル技術基礎検定 73.0%、スマートフォン・モバイル実務検定 78.2% |
| 過去問 | 非公開 | 公式 Q&A で「過去問題はありません」。サンプル問題のみ公開 |
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合格率の資料には、累積の値なのか特定の回の値なのかが書かれていません。当サイトではこの点を確認できていないため、「どの期間の数字か」は断定しません。
合格率73.0%は、受けた人のおよそ4人に3人が合格している計算です。ただ、受ける人の多くはモバイル関連企業の新入社員研修や学校の授業の一環で準備してから受けていると考えられます(当サイトの推定)。何も準備せずに受けても73%の確率で受かる、という意味ではありません。
非公開の検定では、どこを安全圏と考える?
合格点が分からない試験では、「ぎりぎりを狙う」考え方が通用しません。そこで当サイトは、次の3つを満たした状態を安全圏と考えています。いずれも当サイトの推定で、公式の基準ではありません。
- 初めて解く60問で、正答率が 7割台後半 に届く。
- 9つの出題カテゴリのどれかで、正答率が 5割を切らない(苦手の穴がない)。
- 60問を 50分前後 で解き終え、見直しの時間が残る。
1つめを「初めて解く問題で」としているのは、同じ問題を繰り返すと答えの位置を覚えてしまい、点数が実力より高く出るためです。2つめは、カテゴリごとの足切りが公表されていない以上、あるともないとも言えないからです。穴を作らなければ、足切りがあってもなくても困りません。
本番は練習より緊張し、見たことのない言い回しの問題も出ます。練習の点数から1割ほど下がる前提で考えると、練習で7割台後半を取れていれば、合格点がやや高めに設定されていても届く見込みが立ちます。
即時合否で分かること・分からないこと
モバイル技術基礎検定は、試験が終わるとパソコンの画面に合否が表示される「即時合否公開」です。試験結果通知書と認定証(合格証)は、合否公開日の12時以降にマイページの HOME 画面からダウンロードでき、ダウンロードの期限はありません(2026年9月27日確認)。
| 知りたいこと | 分かるか | 補足 |
|---|---|---|
| 合格か不合格か | 分かる | 試験終了後すぐに画面に表示 |
| 合格証を受け取れる時期 | 分かる | 合否公開日の12時以降にマイページからダウンロード |
| 合格点と自分の点の差 | 分からない | 合格基準は非公開。問い合わせにも応じない |
| どの問題を間違えたか | 分からない | 解答は非公開 |
| 通知書にカテゴリ別の結果が載るか | 公式ページに記載なし | ダウンロードした通知書で自分で確認する |
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不合格のときに「あと何点だったか」を知る手段はないと考えてください。次の準備では、本番の結果よりも、自分で解いた練習問題のカテゴリ別の正答率を頼りに弱点を探すことになります。
当サイトの模試で目安を70%にしている理由は?
当サイトのモバイル技術基礎検定の模試(60問・60分)では、結果画面で正答率 70% を合格の目安として表示しています。これは公式の合格基準ではなく、当サイトの推定 です。
70%にしている理由は2つあります。1つは、合格基準が非公開の資格試験では6割〜7割が線として語られることが多く、そのうち高い方に合わせておけば準備不足になりにくいことです。もう1つは、公表されている合格率が73.0%と高めで、準備をした受検者の多くが届く水準に線があると読めることです。
ただし模試の70%は「最低限これだけ」という意味で置いています。上の安全圏の考え方どおり、受検の判断は初見の問題で7割台後半を目指してください。模試の問題はテキストの章と公式の出題カテゴリに沿って当サイトが自作したもので、本番と同じ問題は出ません。
当サイトは MCPC とは関係のない、個人が運営する非公式の教材です。合格を保証するものではありません。公式テキストの本文・図表・巻末のサンプル問題は使っていません。
落ちたとき、同じ回で受け直すかの判断は?
モバイル技術基礎検定は、申込期間中に限り同じ開催回の再受検ができます。公式ページでは、申込ができるのは受検日の翌日からで、3日後以降の日程を選べると案内されています。受検費用はその都度かかります(2026年9月27日確認)。
次の回(第37回)は、試験期間が2026年10月23日〜2027年2月22日、申込期間が2026年10月16日〜2027年2月15日です。回の後半に受けて落ちた場合は、申込期間が残っているかをまず確かめてください。
| 落ちたときの感触 | 受け直しの目安(当サイトの推奨) |
|---|---|
| 知らない用語が多く、半分近く自信がなかった | すぐには申し込まず、テキストの未読の章を読み、2〜3週間後に受ける |
| 特定の分野(通信の仕組み、法制度など)だけ苦しかった | その分野の章に絞って1〜2週間やり直してから受ける |
| 全体に手応えはあり、あと少しだった印象 | 1週間ほど初見の問題で確認し、7割台後半が出たら受ける |
| 時間が足りず最後まで解けなかった | 60問を時間を計って解く練習を2回して、ペースを作ってから受ける |
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受け直しの詳しい手順は 落ちたときの再受検 にまとめています。最短で3日後から受けられますが、弱点を埋めないまま受けると、受検料をもう一度払って同じ結果になりがちです。
確認問題1:合格基準の公式の扱いは?
モバイル技術基礎検定の合格基準について、公式ページ(2026年9月時点)の記載として正しいものはどれか。
- 正答率60%以上で合格と公表されている
- 正答率70%以上で合格と公表されている
- 合格基準と解答は非公開とされている
- 受検者の上位7割が合格する相対評価と公表されている
正解:3。公式ページに「合格基準、解答は非公開」と書かれています。
1 と 2 は、ネットでよく見かける推測の数字で、公式の基準ではありません。当サイトの模試の目安70%も当サイトの推定です。4 は合格率73.0%から連想しやすい誤りで、相対評価であるという記載はありません。
確認問題2:同じ回での再受検の条件は?
モバイル技術基礎検定の再受検について、公式ページ(2026年9月時点)の案内として最も適切なものはどれか。
- 申込期間中に限り同じ開催回で再受検でき、受検費用はその都度かかる
- 不合格になった場合、次の開催回まで受検できない
- 同じ開催回の再受検は、受検料が無料になる
- 不合格の当日に、同じ会場ですぐに再受検できる
正解:1。公式ページでは、申込期間中に限り同一開催回の再受検が可能で、受検費用は都度発生すると案内されています。
2 は、モバイル技術基礎検定には当てはまりません(MCPC の検定には、同じ回で再申込できない検定もあります)。3 は誤りで、受検料は毎回かかります。4 も誤りで、申込ができるのは受検日の翌日からで、選べるのは3日後以降の日程です。
よくある質問
モバイル技術基礎検定は何問正解すれば合格ですか?
公式に非公開です(2026年9月27日確認)。当サイトの模試は70%を目安として表示していますが、これは当サイトの推定です。受検の判断は、初めて解く60問で7割台後半を目指すのが安全です。
不合格のとき、何点足りなかったか問い合わせられますか?
MCPC の Q&A では、採点結果や合否に関する問い合わせには一切応じないとされています。点差を知る方法はないと考えてください。
スマートフォン・モバイル実務検定の方が受かりやすいですか?
公表されている合格率は、スマートフォン・モバイル実務検定が78.2%、モバイル技術基礎検定が73.0%です。ただし受ける人の層や出題範囲が違うため、単純に難易度の差とは言えません。範囲の違いは スマートフォン・モバイル実務検定とは で比べています。
合格率73.0%はいつの数字ですか?
MCPC が公開している合格率の資料(ファイル名に202403とある PDF)の値です。累積か回ごとかは資料に書かれていないため、当サイトでは確認できていません。最新の値は MCPC の公表資料で確かめてください。
出典・参考
本番と同じペースで腕試し
記事の次は、本番形式の問題で。
出題カテゴリの配分どおりに組んだ無料お試しを、登録不要・カード不要で解けます。続きの模試と章別ドリルは買い切りで、月額はかかりません。
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当サイトは、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)とは関係のない個人が運営する非公式の学習教材です。掲載している問題はすべて当サイトのオリジナルで、実際の試験問題・過去問題・再現問題ではありません。試験の日程・受検料・出題範囲は公式サイト(https://www.mcpc-jp.org/license/ )で必ず確認してください。合格を保証するものではありません。合格の目安は当サイトの推定です。技術・制度の記述は「最終確認日」時点のものです。