この記事の要点
- モバイル技術基礎検定の公式ページは、受検対象者の筆頭に新入社員・就職内定者を挙げ、非技術系社員、転職希望者・配置転換者、コールセンター相談員、情報・通信系学科の学生も対象としています(2026年9月27日確認)。
- 形式は60問・60分・4者択一のCBT方式で、受検資格はありません。受検料は一般11,550円、アカデミック(学生)7,150円(いずれも税込、2026年9月27日確認)です。
- 会社でまとめて受けるときは団体申込を使います。公式には1社10名以上から申込可能で、請求書が会社宛てに発行され、領収書は出ません。
- 学生のアカデミック料金は、学校の窓口担当者からの申込が条件です。1名だけでも団体申込の注文書で申し込みます。
- 次の第37回は、試験期間が2026年10月23日〜2027年2月22日(申込は2026年10月16日〜2027年2月15日)です。内定者研修の時期と重なります。
誰がまとめて受けている?(公式の対象者)
モバイル技術基礎検定は、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)が実施する検定です。公式ページでは、スマートフォンなどの機器・ソフトウェア・コンテンツを中心に習熟度を測り、技術知識が必要な業務に携わる人の総合的な基礎力を高めることが目的とされています(2026年9月27日確認)。
公式ページに挙がっている受検対象者は次のとおりです。個人で受ける人もいますが、対象者の並びを見ると、会社の研修や学校の授業でまとめて受ける使い方が想定されていることが分かります。
| 公式の受検対象者 | まとめて受ける場面の例 |
|---|---|
| モバイル・IT関連企業などの新入社員・就職内定者 | 内定者研修の課題、入社後の新人研修の修了目標 |
| モバイル関連企業の非技術系社員 | 営業・企画・管理部門の基礎知識の底上げ |
| 転職希望者・社内配置転換者 | モバイル関連部署へ異動した人の立ち上がり |
| コールセンター(消費者相談窓口)の相談員 | 問い合わせ対応チームの知識の標準化 |
| 大学・短大・専門学校の情報・通信関連学科の学生 | 授業の到達目標、就職活動前の資格取得 |
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受検資格はなく、誰でも受けられます。試験の全体像はモバイル技術基礎検定とはにまとめています。販売員向けの検定を研修で使う場合は、スマートフォン・モバイル実務検定とはで違いを確認してください。
試験の形式と費用は?(研修計画の前提)
研修に組み込む前に、担当者が押さえておく項目を公式ページの記載で並べます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 問題数・時間 | 60問・60分 |
| 出題形式 | 4者択一、CBT方式(会場のパソコンで解答) |
| 受検資格 | なし(どなたでも受検可能) |
| 受検料 | 一般11,550円/アカデミック(学生)7,150円 |
| 合否 | 試験終了後、パソコンの画面に表示(即時合否公開) |
| 合格基準・解答 | 非公開 |
| 第37回 | 試験期間 2026年10月23日〜2027年2月22日/申込期間 2026年10月16日〜2027年2月15日 |
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CBT方式なので、試験期間の中で受検者ごとに日時と会場を選べます。全員を同じ日にそろえる必要がなく、研修の日程や勤務のシフトに合わせやすいのが特徴です。一方で、申込後のキャンセル・払戻しはできず、日程変更は受検日の3日前の23時59分までに限られます(公式ページ、2026年9月27日確認)。
団体申込の条件と流れは?
会社や学校でまとめて申し込むときは、個人のマイページからではなく団体申込を使います。公式の申込案内では、団体申込は 1社10名様以上から申込可能 とされています。あわせて、各検定・申込ごとの人数が9名以下の場合は、「受験チケット」の発行手数料2,200円(税込)がかかると書かれています(2026年9月27日確認)。少人数でまとめる場合は、この手数料を含めて費用を比べてください。
公式の申込案内による流れは、次のとおりです。
- MCPCのサイトから、モバイル技術基礎検定の注文書(団体申込用)をダウンロードする
- 注文書に必要事項を記入し、日付と団体名(社名・学校名など)を付けて保存する
- 注文書をメールに添付して、MCPC検定事務局へ送る
- 事務局から担当者あてに「受験チケット番号」「団体専用申込みサイト」「検定申込手順」「請求書」が届く
- 担当者が団体専用サイトで受検者を登録し、各受検者が受験チケットを使って日時・会場を選んで申し込む
注意点が3つあります。注文書の受付後は、取消・枚数変更・他の試験への充当・返金ができません。受験チケットには有効期限があり、過ぎると無効になります。また、団体申込・学生割引申込の受付は、検定の申込締切日の3営業日前の17時までです(公式の申込案内、2026年9月27日確認)。第36回では、団体申込の受付期限が2026年8月6日17時と個別に示されていました。第37回の期限は、公式ページで確認してください。
MCPCの他の検定も含めた団体申込の考え方は、MCPC検定の団体申込で詳しく説明しています。
学生のアカデミック料金(7,150円)はどう使う?
モバイル技術基礎検定には、一般11,550円に対してアカデミック(学生)7,150円(税込)の区分があります。差は4,400円です(2026年9月27日確認)。
ただし、学生が個人で申し込んでも割引にはなりません。公式ページでは、学生の割引は学校窓口の担当者からの申込によって適用され、1名の場合でも必ず団体申込の注文書で申し込むよう案内されています。つまり、学生本人ではなく、学校の先生や事務の担当者が手続きをすることになります。
- 学校の担当者が、学生割引の対象検定であることを確認する(公式の申込案内には、学生割引料金で受けられる検定としてモバイル技術基礎検定が挙がっている)
- 受検する学生の人数を取りまとめ、注文書を作る
- 申込締切日の3営業日前17時までに、注文書を事務局へ送る
- 届いた受験チケットを学生に配り、各自で日時と会場を選ばせる
同じ教材で学べるスマートフォン・モバイル実務検定のページには、学生向けの受検料区分が見当たりません(2026年9月27日確認)。授業でどちらを受けるか迷う場合は、受検料の区分も判断材料になります。受検料の区分全体はMCPC検定の受検料と割引で一覧にしています。
新人研修に組み込むスケジュール例は?
CBT方式で試験期間が約4か月あるため、研修の最後に受検日を置く形が組みやすくなります。次は、1日あたり1〜2時間の学習時間を確保できる場合の例です(当サイトの例で、公式の推奨ではありません)。
| 時期 | 研修の内容 | 担当者がすること |
|---|---|---|
| 1週目 | テキストの1・2章(モバイルの全体像とサービス)、5・6章(端末のハードとソフト) | テキストの配布、受験チケットの配布、受検予定日を各自に決めさせる |
| 2週目 | 3・4章(通信の仕組みとインターネット) | つまずいた用語を朝会で共有する |
| 3週目 | 7・8・9章(コンテンツ、セキュリティ、法令・消費者保護) | 公式サンプル問題で形式を確認させる |
| 4週目 | 10章(5G・IoT・AI)、60問・60分の通し練習と復習 | 受検日の3日前までに日程変更の要否を確認する |
| 受検後 | 合否は当日に画面で分かる | 結果を集計し、不合格者の再受検の要否を決める |
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内定者研修に使うなら、第37回(試験期間 2026年10月23日〜2027年2月22日)が入社前の期間に重なります。入社後の新人研修に使うなら、春から夏の回が候補です。2026年は第36回が4月24日〜8月24日に行われました。2027年の春の回の日程は、2026年9月27日時点では公式ページに載っていないため、発表を確認してください。
不合格だった人は、申込期間中に限り、同じ回の中で再受検できます。申込は受検日の翌日から可能で、選べるのは3日後以降の日程です。受検料はその都度かかります(公式ページ、2026年9月27日確認)。1人で学ぶ場合の進め方はモバイル技術基礎検定の2週間学習計画も参考になります。
請求書・領収書はどう扱われる?
経理処理の前提は、申込方法で分かれます。公式ページとFAQの記載を並べると次のとおりです(2026年9月27日確認)。
| 申込方法 | 支払い | 書類 |
|---|---|---|
| 個人申込 | クレジットカード、コンビニ支払い、銀行ATM支払い(ペイジー)など | 申込完了後すぐ、マイページの各検定ページに「領収書」ボタンが表示される(ダウンロード期限なし)。請求書は発行されない |
| 団体申込 | 受験チケット(事務局から請求書が届く) | 会社宛てに請求書を発行するため、領収書はない |
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社員に個人申込で立て替えてもらい、あとで精算する方法もあります。その場合は個人のマイページから領収書を出せます。人数が多い、または立て替えを避けたい場合は、団体申込の請求書払いのほうが事務の手間は少なくなります。
試験結果通知書と、合格者の認定証(合格証)は、合否公開日の12時以降にマイページのHOME画面からダウンロードできます(公式ページ、2026年9月27日確認)。研修の修了記録に使う場合は、受検者本人に提出してもらう運用になります。
確認問題1:学生がアカデミック料金で受けるには?
モバイル技術基礎検定を、学生がアカデミック料金で受検する方法として、最も適切なものはどれか(2026年9月27日時点の公式ページによる)。
- 学生本人が個人のマイページから申し込み、学生証の画像を事務局に送る
- 同じ学校の学生が10名以上集まったときに限り、アカデミック料金が使える
- 学校の窓口担当者が、1名であっても団体申込の注文書で申し込む
- 一般料金で申し込み、試験会場で学生証を見せると差額が返金される
正解:3。公式ページでは、学生の割引は学校窓口の担当者からの申込で適用され、1名の場合でも必ず団体申込の注文書で申し込むよう案内されています。
1 は誤りです。学生本人の個人申込では割引になりません。2 も誤りです。学生の割引は1名でも使えるとされています。4 も誤りです。会場での返金の仕組みは案内されておらず、申込後の払戻しはできないと書かれています。
確認問題2:団体申込の書類と取消の扱いは?
モバイル技術基礎検定の団体申込について、最も適切な記述はどれか(2026年9月27日時点の公式ページによる)。
- 会社宛てに請求書が発行されるため、領収書は発行されない
- 注文書の受付後でも、人数を減らせば差額が返金される
- 受験チケットの有効期限が過ぎても、別の検定の受検に充てられる
- 団体申込でも、受検者全員が同じ日に同じ会場で受ける必要がある
正解:1。公式ページには、団体申込は会社宛てに請求書を発行するため領収書なし、と書かれています。
2 は誤りです。注文書の受付後は、取消・枚数変更・返金ができません。3 も誤りです。受験チケットは有効期限を過ぎると無効で、他の試験への充当もできません。4 も誤りです。CBT方式なので、受検者ごとに試験期間内の日時と会場を選べます。
当サイトは法人でどう使える?
当サイト(ICT模試)では、モバイル技術基礎検定向けに、60問・60分の本番形式模試2回と、公式テキストの章立てに沿った章別ドリル約330問を用意しています。章別ドリルはスマートフォン・モバイル実務検定と共通の問題です。
法人でのまとめ購入・請求書払いには、現在は対応していません。購入はオンライン決済のみで、アカウントはお一人に1つ、学習の記録も個人単位で保存されます(購入ページの案内による)。研修で使う場合は、受講者それぞれに購入してもらい、会社で精算する形になります。領収書は購入後にマイページで宛名を入れてPDFで発行できます。
導入の前に、登録不要のモバイル基礎の無料お試し20問で問題と解説の質を確認してください。収録内容と料金は購入ページにあります。
当サイトはMCPCとは関係のない、個人運営の非公式教材です。合格を保証するものではありません。公式テキストの本文・図表や巻末のサンプル問題は使わず、問題はすべて独自に作っています。
よくある質問
10名に満たない会社でも、まとめて申し込めますか?
公式の申込案内では、団体申込は1社10名以上から申込可能とされています。あわせて、申込ごとの人数が9名以下の場合は受験チケットの発行手数料2,200円(税込)がかかると書かれています(2026年9月27日確認)。人数が少ない場合は、個人申込で立て替えて精算する方法と費用を比べてください。
社会人向けの研修で、アカデミック料金は使えますか?
使えません。アカデミック料金は、学校の窓口担当者から学生の分を申し込む場合の区分です。社会人は一般11,550円(税込)になります(2026年9月27日確認)。
研修期間中に不合格の人が出たら、どうなりますか?
申込期間中であれば、同じ回の中で再受検できます。受検日の翌日から申込ができ、3日後以降の日程を選べます。受検料はそのつどかかります(2026年9月27日確認)。
合格基準は何点ですか? 研修の合格目標にしたいのですが。
合格基準と解答は公式に非公開です。研修では、合否そのもの(当日に画面で分かる)を目標にするのが確実です。当サイトの模試では70%を目安にしていますが、これは当サイトの推定で、公式の基準ではありません。
出典・参考
本番と同じペースで腕試し
記事の次は、本番形式の問題で。
出題カテゴリの配分どおりに組んだ無料お試しを、登録不要・カード不要で解けます。続きの模試と章別ドリルは買い切りで、月額はかかりません。
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当サイトは、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)とは関係のない個人が運営する非公式の学習教材です。掲載している問題はすべて当サイトのオリジナルで、実際の試験問題・過去問題・再現問題ではありません。試験の日程・受検料・出題範囲は公式サイト(https://www.mcpc-jp.org/license/ )で必ず確認してください。合格を保証するものではありません。合格の目安は当サイトの推定です。技術・制度の記述は「最終確認日」時点のものです。