この記事の要点
- IoT基礎は 60問・60分のCBT で、受検期間(第21回は2026年11月20日〜2027年3月22日)の中から、受検者ごとに日時と会場を選べます(2026年9月27日確認)。一斉に同じ日に受けさせる必要はありません。
- 公式ページでは 1社10名以上で団体申込ができる と案内されています。支払や領収書の扱いは MCPC検定の団体申込 にまとめています。
- 研修は「全員が同じ本を同じ順に読む」より、最初に実力を測り、分野別の弱点で学習を分ける ほうが進みやすくなります。
- 合格基準は非公開です。社内の目標は「合格点」ではなく、模試の正答率や章ごとの到達で置くのが現実的です。
なぜ新入社員研修でIoT基礎を使うのか?
IoT基礎の出題カテゴリは、IoTシステムの構成、センサ・アクチュエータと通信方式、データ活用(AI)、情報セキュリティ、プロトタイピングの5つです(公式ページ、2026年9月27日確認)。デバイスからクラウド、データ活用、セキュリティまでを一通りなぞる範囲なので、配属先がまだ決まっていない新人に 共通の言葉 を持たせる用途に向いています。
受検資格はなく、合否は試験終了後に画面に表示されます(即時合否)。研修の締めくくりに「受けてすぐ結果が分かる」ため、研修の振り返りと結びつけやすい点も使いやすいところです。社外への説明としての資格の位置づけは IoTシステム技術検定の意味と活かし方 を参照してください。
当サイトは MCPC とは関係のない個人運営の非公式教材です。団体申込の条件や締切は、必ず公式ページで最新の案内を確認してください。
研修担当者が最初に決めることは?
申込の手続きより前に、次の項目を決めておくと社内調整が早く進みます。
| 項目 | 決めること | 確認先・考え方 |
|---|---|---|
| 受ける回 | 第21回(2026年11月20日〜2027年3月22日)か、その次の回か | 公式の試験情報ページ。申込期間の締切(第21回は2027年3月15日)も確認 |
| 申込方法 | 個人申込で立て替え精算か、団体申込で請求書払いか | 団体申込は1社10名以上(公式ページ) |
| 受検の時期 | 研修の最終週に集めるか、各自の都合に任せるか | CBTなので期間内の任意の日。会場の空きは早めに確認 |
| 教材 | 公式テキスト(基礎編 改訂4版)を全員に配るか | 版をそろえないと社内勉強会で話がかみ合わない |
| 社内の目標 | 何をもって研修の達成とするか | 合格基準は非公開なので、模試の正答率など社内で測れる指標で置く |
| 不合格時の扱い | 同じ回での再受検を会社負担で認めるか | 申込期間中に限り、同じ開催回で再受検できる(公式Q&A)。費用負担は社内規程による |
← 表は横にスクロールできます →
6週間の研修スケジュール例
業務と並行して1日1時間程度を確保できる場合の例です。改訂4版の全8章を、関係の深い章でまとめて進めます(当サイトの例で、公式の推奨ではありません)。
| 週 | 内容 | その週の確認 |
|---|---|---|
| 1週目 | 実力の測定。IoTの概要・エコシステムの章 | 短い問題で分野別の正答率を記録する |
| 2週目 | デバイス・応用システムの章(センサ、ロボット、ドローン、画像) | センサの種類と用途を表にまとめる |
| 3週目 | 通信方式の章 | 近距離・無線LAN・LPWA・セルラーの比較表を作る |
| 4週目 | データ活用の章(統計、機械学習、深層学習、生成AI) | 用語の入れ子と学習の種類を説明し合う |
| 5週目 | 情報セキュリティ・ビジネスモデルの章 | 3要素と代表的な攻撃、PoC の目的を説明し合う |
| 6週目 | 60問・60分の通し練習と弱点の復習、受検 | 分野別の正答率を1週目と比べる |
← 表は横にスクロールできます →
1週目の測定には、当サイトの IoT基礎の無料お試し が使えます。登録不要で、結果画面に分野別の正答率が出るので、研修担当者が受講者ごとの弱点を把握する材料になります。
進み具合はどう測る?
- 最初と最後で同じ尺度を使う: 1週目と6週目に同じ形式の問題を解かせ、分野別の正答率の変化を見ます。
- 説明させる: 週の終わりに、受講者どうしで用語を1分で説明し合います。4択で当たっても説明できない語は、本番の言い換えた選択肢で落としやすくなります。
- 遅れている人を早く見つける: 3週目の通信方式で止まる人が多い傾向があります(当サイトの推定)。ここで個別に補うと、後半が崩れにくくなります。
- 本番の時間で1回は解く: 60問・60分の通し練習で、1問1分のペースを体験させます。
研修設計でつまずきやすい点は?
- 全員を同じ日に受けさせようとする: CBT は会場ごとに席数が限られます。期間内の複数の日に分けるほうが現実的です。
- 合格点を社内目標にする: 合格基準は非公開なので、「何点で合格」という目標は根拠がありません。
- テキストの版がそろっていない: 先輩から譲られた旧版が混ざると、章の構成が違います。改訂4版にそろえてください。
- 申込の締切を試験期間の最終日と思い込む: 申込期間は試験期間より早く終わります(第21回は1週間早い)。
確認問題1:CBTの受検日
(当サイトの独自問題)CBT方式の IoT基礎を社員に受けさせるときの説明として、最も適切なものはどれか。
- 受検期間の中から、受検者ごとに都合のよい日時と会場を選んで受けられる
- 全国一斉の試験日が年に1日だけ決まっており、全員がその日に受ける
- 会社の会議室を会場として申請し、社内で紙の試験を実施する
- 試験日は主催者が受検者ごとに指定し、受検者は選べない
正解:1。CBT方式では、受検期間の中で日時と会場を予約して受けます(公式ページ、2026年9月27日確認)。
2:一斉の試験日を設ける方式の説明です。3:IoT基礎はテストセンターのコンピュータで受けるCBTです。4:日時は受検者が選びます。
確認問題2:社内目標の置き方
(当サイトの独自問題)IoT基礎を使った研修で、社内の達成目標の置き方として、最も適切なものはどれか。
- 公式の合格点を調べ、それを10点上回ることを目標にする
- 全員の合格だけを目標にし、研修の途中では何も測らない
- 模試や章ごとの問題の正答率など、社内で測れる指標を目標にする
- テキストを最後まで読み終えたかどうかだけを目標にする
正解:3。合格基準は非公開なので、社内で測れる指標で目標を置くのが現実的です。
1:公式の合格点は公表されていません。2:合格は結果であって、途中で測らないと遅れに気づけません。4:読み終えても解けるとは限らず、理解度を測れません。
確認問題3:研修の内容
(当サイトの独自問題)IoTシステムで、状態を測る部品と、動きを生み出す部品の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- 測る:アクチュエータ 動かす:センサ
- 測る:クラウド 動かす:ゲートウェイ
- 測る:ゲートウェイ 動かす:クラウド
- 測る:センサ 動かす:アクチュエータ
正解:4。センサは温度や加速度などの状態を測り、アクチュエータはモーターやバルブのように動きを生み出します。
1:役割が逆です。2・3:ゲートウェイはデバイスとネットワークを中継する装置、クラウドはデータの蓄積や処理を担う場所で、測ったり動かしたりする部品ではありません。
よくある質問
団体申込は何名から使えますか?
公式ページでは1社10名以上で団体申込ができると案内されています(2026年9月27日確認)。手続きの流れや領収書の扱いは MCPC検定の団体申込 を参照してください。
新入社員に中級から受けさせてもよいですか?
中級にも受検資格はありませんが、範囲が広く問題数も多い試験です。IoTに初めて触れる新人には、基礎から始めるほうが研修として組み立てやすいと当サイトは考えます。
当サイトの問題集を複数人で使えますか?
法人向けの複数ライセンスと請求書払いを扱っています。条件はサイトの購入ページの案内をご確認ください。
出典・参考
本番と同じペースで腕試し
記事の次は、本番形式の問題で。
公式の出題カテゴリの比率どおりに組んだ無料お試しを、登録不要・カード不要で解けます。続きの模試と章別ドリルは買い切りで、月額はかかりません。
あわせて読みたい
当サイトは、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)とは関係のない個人が運営する非公式の学習教材です。掲載している問題はすべて当サイトのオリジナルで、実際の試験問題・過去問題・再現問題ではありません。試験の日程・受検料・出題範囲は公式サイト(https://www.mcpc-jp.org/license/ )で必ず確認してください。合格を保証するものではありません。合格の目安は当サイトの推定です。技術・制度の記述は「最終確認日」時点のものです。