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IoT検定とIoTシステム技術検定の違い|主催と級の対応

「IoT検定」とMCPCの「IoTシステム技術検定」は主催が違う別の検定です。主催・級の名前・CBT会場・受検期間を比較表で並べ、自分が受ける検定を申込画面や受検票で確かめる手順を説明します。

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執筆
ICT模試 編集部

この記事の要点

  • IoTシステム技術検定 は MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)の検定、IoT検定 は IoT検定制度委員会の検定で、主催が違う 別の検定 です。
  • 級の名前も違います。IoTシステム技術検定は 基礎・中級・上級、IoT検定は ユーザー試験(パワー・ユーザー)とレベル1(プロフェッショナル・コーディネータ) が実施中です(2026年9月時点)。
  • 一方の級に合格しても、もう一方の級の代わりにはなりません。会社や学校から指定された検定名を、主催者名まで含めて確かめてください。
  • 当サイトの問題集は MCPC のモバイル2級・IoT中級・IoT基礎の3つだけで、IoT検定の問題は扱っていません。

IoT検定とIoTシステム技術検定は同じもの?

違います。名前に「IoT」と「検定」が入っているので混同されやすいのですが、主催している団体が別です。

IoTシステム技術検定 は、MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)が実施する検定で、MCPC の検定一覧に上級・中級・基礎が載っています。MCPC はほかにモバイルシステム技術検定(1級・2級)やモバイル技術基礎検定なども実施しています(2026年9月27日確認)。

IoT検定 は、IoT検定制度委員会が運営する検定です。同委員会の公式サイトには、IoT検定のほかに +DX認定、FDE検定、組込みC言語検定が並んでいます(2026年9月27日確認)。

主催・級・形式を比べると?

確認できた範囲で比較表にしました。IoT検定の側は、IoT検定制度委員会の公式サイトと、試験を実施しているプロメトリックの試験ページで確認できたことだけを書いています。

IoTシステム技術検定と IoT検定の比較(2026年9月27日確認)
項目IoTシステム技術検定IoT検定
主催MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)IoT検定制度委員会
級の名前基礎/中級/上級ユーザー試験(パワー・ユーザー)/レベル1試験(プロフェッショナル・コーディネータ)。レベル2・3は準備中
方式CBT(上級は論述式)CBT
試験会場CBT-Solutions の会場(全国)プロメトリックの会場(全国約150か所)
実施の時期開催回ごとの受検期間(基礎・中級は約4か月)通年(祝日・年末年始を除く)
試験時間基礎 60分/中級 90分/上級 180分ユーザー試験 45分/レベル1 65分
問題数基礎 60問/中級 80問(4者択一)確認できず
受験料(税込)基礎 一般 13,750円/中級 一般 18,150円ユーザー試験 8,800円/レベル1 11,000円(プロメトリックの試験ページ)
結果の出し方基礎・中級は即時合否、上級は一斉公開ユーザー試験は合否ではなくグレード制

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IoT検定の問題数や合格基準は、確認した公式サイトのページには書かれていませんでした。受ける前に、IoT検定制度委員会の試験要綱とプロメトリックの案内で最新の情報を確かめてください。

MCPC の IoTシステム技術検定の各級の詳細は、基礎とは・中級とは にまとめています。

なぜ検索で混ざるの?

混ざる理由は主に3つあると当サイトは考えています。

  • 名前が似ている:「IoTシステム技術検定」を短く「IoT検定」と呼ぶ人がいる。一方で「IoT検定」という名前の検定が別にある。
  • 段階の呼び方が似ている:どちらも複数の段階があり、「初級」「中級」のような呼び方で検索されやすい(MCPC に「初級」はなく、IoT検定の級名も「初級」ではない)。
  • どちらも CBT で全国の会場から受けられる:受け方が似ているので、案内を読んでも違いに気づきにくい。

特に「IoT検定 過去問」「IoT検定 中級」のように検索すると、両方の検定の情報が混ざって出てきます。読んでいるページがどちらの検定の話なのかは、主催者名 で見分けるのが確実です。

自分が受ける検定はどう確かめる?

会社の研修や資格手当の対象として検定名だけを伝えられた場合は、次の手順で確かめてください。

  1. 指示の文書を見る:研修の案内や資格手当の規程に、主催者名(MCPC か IoT検定制度委員会か)が書かれているか確かめる。
  2. 級の名前で見分ける:「基礎」「中級」「上級」なら MCPC の IoTシステム技術検定。「ユーザー試験」「レベル1」「プロフェッショナル・コーディネータ」なら IoT検定。
  3. テキスト名で見分ける:「IoT技術テキスト」(MCPC 監修・編)が指定されていれば IoTシステム技術検定。
  4. 申込先で見分ける:MCPC の検定ページから申し込むなら IoTシステム技術検定。プロメトリックで IoT検定を選ぶなら IoT検定。
  5. 分からなければ担当者に聞く:「MCPC の IoTシステム技術検定ですか、IoT検定制度委員会の IoT検定ですか」と主催者名で質問する。
キーワードで見分ける早見表
見かけた言葉当てはまる検定
基礎・中級・上級IoTシステム技術検定(MCPC)
IoT技術テキスト 第4版/基礎編 改訂4版IoTシステム技術検定(MCPC)
CBT-SolutionsIoTシステム技術検定(MCPC)
パワー・ユーザー/プロフェッショナル・コーディネータIoT検定(IoT検定制度委員会)
プロメトリックIoT検定(IoT検定制度委員会)

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混同すると、どんな失敗が起きる?

二つの検定を取り違えると、勉強も申込もやり直しになります。起こりやすい失敗と、防ぎ方をまとめました。

取り違えによる失敗の例と防ぎ方(当サイトの整理)
起こりやすい失敗何がずれるか防ぎ方
違う検定の対策本を買う範囲と級の名前書名や商品説明に主催者名(MCPC か IoT検定制度委員会か)があるか見る
違う検定の体験記を参考にする問題数・時間・結果の出方体験記に書かれた級の名前(中級か、レベル1か)を確かめる
申込先を間違える試験会場の運営会社MCPC の検定は MCPC のページから、IoT検定は同委員会の案内から申し込む
会社に違う合格証を出す資格手当や評価の対象社内規程の検定名を主催者名まで確かめてから受ける
「中級」を IoT検定の級だと思う級の体系「中級」は MCPC の級名。IoT検定の級名はレベル1などと覚える

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特に体験記やまとめ記事は、どちらの検定の話かを明記していないことがあります。問題数(MCPC の中級は80問)や試験時間(MCPC の中級は90分)が合っているかで確かめると、取り違えに気づきやすくなります。

どちらを受ければいい?

指定がない場合に、どちらが自分に合うかを決める材料は次のとおりです。どちらが上・下という関係ではなく、別の物差しだと考えてください。

判断の材料(当サイトの整理)
重視すること考えられる選び方
対応テキストで体系的に学びたい対応テキストがある IoTシステム技術検定の基礎・中級
段階を上げて、最後は論述まで挑戦したいIoTシステム技術検定(基礎→中級→上級)
通年で好きな日に受けたい通年実施の IoT検定
合否ではなく到達度(グレード)を知りたいグレード制の IoT検定ユーザー試験
社内の評価制度に載っている制度に書かれている方(主催者名で確認)

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どちらの検定が社内でどう評価されるかは会社ごとに違います。IoTシステム技術検定の企業での扱われ方については IoTシステム技術検定は意味ない? で考え方を整理しています。

このサイトはどちらの検定の対策?

当サイトは MCPC の検定の対策サイトで、問題集は モバイルシステム技術検定2級・IoTシステム技術検定 中級・IoTシステム技術検定 基礎 の3つだけです。IoT検定(IoT検定制度委員会)の問題は扱っていません。当サイトは MCPC とも IoT検定制度委員会とも関係のない、非公式の教材です。

受けるのが MCPC の IoTシステム技術検定 中級だと確かめられたら、IoT中級の無料お試し20問 で形式を体験できます。登録は要りません。MCPC の検定全体の並びは MCPC 検定の全体像 にまとめています。

よくある質問

IoT検定に合格すると、IoTシステム技術検定の中級は免除されますか?

そのような免除の案内は、MCPC の中級のページでは確認できませんでした。中級はもともと受検資格がないので、誰でも受けられます。

「IoT検定 中級」はどちらの検定ですか?

「中級」という級は MCPC の IoTシステム技術検定にあります。IoT検定の級名はユーザー試験・レベル1などなので、「中級」と書かれていれば多くの場合 MCPC の方です。念のため主催者名で確かめてください。

IoT検定のレベル1とIoTシステム技術検定の中級は同じくらいの難しさですか?

主催も問題の作り方も違うため、同じ物差しで比べることはできません。どちらかの合格が、もう一方の級と同等と公式に定められている案内も確認できませんでした。

両方とも受ける意味はありますか?

主催も形式も違うので、目的によっては両方受ける人もいます。まずは会社や学校が求める方を優先するのが確実です。

出典・参考

  1. [1]MCPC 検定・資格の一覧(確認 2026-09-27)
  2. [2]MCPC IoTシステム技術検定[基礎](確認 2026-09-27)
  3. [3]MCPC IoTシステム技術検定[中級](確認 2026-09-27)
  4. [4]CBT-Solutions MCPC 検定の受験案内(確認 2026-09-27)
  5. [5]IoT検定制度委員会 公式サイト(確認 2026-09-27)
  6. [6]IoT検定制度委員会 試験要綱(確認 2026-09-27)
  7. [7]IoT検定制度委員会 IoT検定(確認 2026-09-27)
  8. [8]プロメトリック IoT検定 試験ページ(確認 2026-09-27)

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当サイトは、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)とは関係のない個人が運営する非公式の学習教材です。掲載している問題はすべて当サイトのオリジナルで、実際の試験問題・過去問題・再現問題ではありません。試験の日程・受検料・出題範囲は公式サイト(https://www.mcpc-jp.org/license/ )で必ず確認してください。合格を保証するものではありません。合格の目安は当サイトの推定です。技術・制度の記述は「最終確認日」時点のものです。

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