この記事の要点
- IoTシステム技術検定 中級は、MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)が実施する 80問・90分・4者択一のCBT試験で、受検資格はありません(2026年9月27日確認)。
- 次の受検期間は 第21回 2026年10月16日〜2027年2月8日(申込 2026年10月9日〜2027年2月1日)。期間内なら都合のよい日に全国のテストセンターで受けられます。
- 受検料は一般 18,150円(税込)。出題は5カテゴリで、比率の大きい「センサ/アクチュエータ技術と通信方式」「IoTデータ活用技術」がそれぞれ25〜30%です。
- 合否は試験終了後に画面に表示されますが、合格基準と解答は非公開です。対応テキストは『IoT技術テキスト 第4版』。
IoTシステム技術検定 中級はどんな試験?
IoTシステム技術検定は、IoTシステムを企画・構築・運用するための技術知識を問う民間の検定です。級は基礎・中級・上級の3つで、このうち 中級は択一式の最上位 にあたります。上級は論述式なので、選択肢から選ぶ形式で受けられるのは基礎と中級です。
中級の範囲は、IoTシステムの構成、センサやアクチュエータ、LPWAなどの通信方式、AIを含むデータ活用、情報セキュリティ、プロトタイピングまで広く、「デバイスからクラウドまでを一通り説明できるか」を見る試験と考えると全体像をつかみやすくなります。
なお、名前が似た「IoT検定」は別の団体が実施している別の試験です。申込先や級の名前が違うので、調べるときは試験名を正確に入れてください。違いは IoT検定とIoTシステム技術検定の違い にまとめています。
当サイトは MCPC とは関係のない個人運営の非公式教材です。掲載している問題はすべてオリジナルで、合格を保証するものではありません。日程や受検料は申込前に必ず公式ページで確認してください。
試験の形式と受検料はいくら?
公式の試験情報ページ(2026年9月27日確認)の内容を表にしました。
| 項目 | 内容(2026年9月時点) |
|---|---|
| 問題数・時間 | 80問・90分 |
| 出題形式 | 4者択一 |
| 実施方式 | CBT方式(コンピュータの画面で出題・解答)。全都道府県のテストセンターで受検 |
| 受検資格 | なし(どなたでも受検可能) |
| 合否の確認 | 試験終了後、パソコンの画面に合否結果が表示される |
| 合格基準・解答 | 非公開 |
| 受検料 一般 | 18,150円(税込) |
| 受検料 幹事会員・正会員・賛助会員 | 14,850円(税込) |
| 受検料 相互協力会員 | 15,950円(税込) |
| 受検料 アカデミック | 11,550円(税込)。学生が学校窓口の担当者を通じて申し込む場合 |
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1問あたりに使える時間は、90分÷80問で 約67秒 です。知識問題が中心なので時間に余裕が出やすい一方、見直しの時間を残すなら1問1分弱のペースを意識しておくと安心です。
会員区分の割引は、勤務先が MCPC の会員かどうかで決まります。会社で受ける場合の申込方法は MCPC検定の団体申込 を参照してください。
第21回はいつ受けられる?
中級は年2回の「受検期間」を設けていて、その期間内なら都合のよい日時を予約して受けられます。試験日が1日だけ決まっている試験とは準備の立て方が違う点に注意してください。
| 開催回 | 試験期間 | 申込期間 |
|---|---|---|
| 第20回(終了) | 2026年4月17日〜2026年8月17日 | 2026年4月10日〜2026年8月10日 |
| 第21回 | 2026年10月16日〜2027年2月8日 | 2026年10月9日〜2027年2月1日 |
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申込期間の締切は、試験期間の終了より1週間早く設定されています。「2月の初めに受けよう」と考えている人は、申込の最終日が2027年2月1日 であることを先に手帳に書いておきましょう。
CBT方式の中級は、申込期間中なら同じ開催回の中で再受検もできます(公式Q&A、2026年9月27日確認)。詳しい手順は 中級に落ちた人へ にまとめました。
どの分野から何問くらい出る?
公式ページでは、出題カテゴリと比率が図で示されています。比率には幅があるため、当サイトで80問に換算した目安を右の列に付けました。換算は単純な掛け算で、実際の問数を示すものではありません。
| 出題カテゴリ | 公式の比率 | 80問に換算した目安 |
|---|---|---|
| IoTシステム構成と構築技術(アーキテクチャ、サービスプラットフォーム) | 15〜25% | 12〜20問 |
| センサ/アクチュエータ技術と通信方式(デバイス、ネットワーク、LPWA、プロトコル) | 25〜30% | 20〜24問 |
| IoTデータ活用技術(AI、ビッグデータ分析、活用事例) | 25〜30% | 20〜24問 |
| IoT情報セキュリティ対策技術(脅威と脆弱性、対策技術、標準と法制度) | 20〜25% | 16〜20問 |
| IoTシステムのプロトタイピング技術 | 5〜15% | 4〜12問 |
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表から読み取れるのは、通信とデータ活用の2つで全体の半分以上 を占めるという点です。セキュリティも2割を超えるので、この3分野を落とすと合格は遠のきます。一方でプロトタイピングは幅が5〜15%と大きく、回によって出題数が変わりうる分野です。
比率の幅をどう読むかは 中級の合格点 で詳しく扱っています。
対応テキストは何を使う?
公式の対応テキストは『IoT技術テキスト 第4版』です。MCPC のテキスト紹介ページによると、リックテレコム刊、2024年9月発行、335頁、3,080円(税込)、ISBN 978-4-86594-422-8 です(2026年9月27日確認。出版社のページでは350頁と表示されています)。
第4版では、生成AI(文章・画像)、アジャイル開発、DevOps・CI/CD、MLOps・DevSecOps、産業用ロボット・スマートファクトリーの説明が加わったと公表されています。旧版で勉強した人は、この追加分を中心に確認し直すと効率的です。改版の要点と章の構成は IoT技術テキスト第4版の要点 で整理しています。
注意したいのは、IoT基礎の対応テキスト(『IoT技術テキスト 基礎編』、インプレス刊)とは 出版社も本も別 だという点です。書店や通販で探すときは「第4版」「リックテレコム」「中級対応」を確認してください。
中級に受かるとどうなる?上級との関係は?
合格者はマイページから合格証をダウンロードできます(公式ページ、2026年9月27日確認)。また、中級の合格は IoTシステム技術検定 上級の受検資格の一つ です。上級の受検資格にはほかに、早稲田大学スマートエスイー修了者、情報処理学会の認定情報技術者(CITP)有資格者などの条件も並んでいます。
上級は論述式で、中級とは準備の中身が大きく変わります。中級を取った後にどう進むかは MCPC検定の全体像 を参考にしてください。
何から準備すればいい?(判断手順)
準備の入口は、今の知識と残り日数で変わります。次の順に自分の状況を確かめてください。
- 受ける日を決める: 第21回の試験期間(2026年10月16日〜2027年2月8日)の中で、仕事の繁忙期を避けた日を仮に決め、申込の最終日(2027年2月1日)も確認します。
- 今の実力を測る: テキストを読み始める前に、本番と同じ比率の短い問題を解き、分野ごとの正答率を見ます。当サイトの IoT中級の無料お試し20問 は登録不要で、結果画面にカテゴリ別の正答率が出ます。
- 比率の大きい分野から読む: 通信とデータ活用(各25〜30%)を先に、次にセキュリティ(20〜25%)。読む順番の決め方は 中級の勉強方法 で説明しています。
- 問題で確かめる: 章を読んだらすぐ、その章の問題を解いて「読んだのに解けない」用語を洗い出します。
- 通しで時間を計る: 受検の1〜2週間前に80問・90分の通し練習を1回以上行い、時間配分と取りこぼしの分野を確認します。
過去問を探している人は、先に 中級の過去問はある? を読んでください。公式には過去問題が提供されていないため、何で練習するかの判断が必要です。難しさの感触は 中級の難易度 にまとめています。
申込前に公式ページで確認することは?
このページの内容は2026年9月27日時点です。申込の前に、次の項目を公式ページで確かめてください。
- 試験期間と申込期間(回ごとに変わります)
- 自分に当てはまる受検料の区分(会員割引・アカデミック)
- 対応テキストの版(改版があると出題範囲の説明も変わります)
- 出題カテゴリと比率の図(更新されていないか)
- 近くのテストセンターと空いている日時(CBT-Solutions の会場一覧)
- 同じ開催回で再受検する場合の条件(公式Q&A)
よくある質問
IoTシステム技術検定 中級に受検資格はありますか?
ありません。公式ページには「どなたでも受検可能」とあり、基礎に合格していなくても中級から受けられます(2026年9月27日確認)。
合格点は何点ですか?
公表されていません。公式ページには合格基準と解答は非公開と書かれています。ネット上の数字は推測なので、当サイトでは模試の目安を推定として示しています。詳しくは 中級の合格点 を参照してください。
結果はいつ分かりますか?
公式ページによると、試験終了後にパソコンの画面に合否結果が表示されます。合格証はマイページからダウンロードする形です(2026年9月27日確認)。
IoT基礎を先に受けるべきですか?
必須ではありません。中級に受検資格はないので、仕事でIoTに関わっていて通信やセキュリティの用語に抵抗がなければ、中級から受ける選択もあります。基礎の範囲から不安な場合は IoT基礎の難易度 も比べてみてください。
出典・参考
本番と同じペースで腕試し
記事の次は、本番形式の問題で。
公式の出題カテゴリの比率どおりに組んだ無料お試しを、登録不要・カード不要で解けます。続きの模試と章別ドリルは買い切りで、月額はかかりません。
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