この記事の要点
- 1級の3科目に合わせて、ネットワーク35語・端末・アプリケーション35語・モバイルシステム30語の計100語を選びました。「重要」は当サイトの整理で、公式の出題範囲や頻度を示すものではありません。
- 科目と章の対応は、テキスト『エキスパート編 第9版』の目次から当サイトが推定したものです:ネットワーク=第2〜4章、端末・アプリケーション=第5〜8章、モバイルシステム=第9〜12章。第1章は出題範囲外と当サイトは判断しています。
- OFDMA・MIMO・EPC・5GC・SIMのような2級で学ぶ基本語は外し、1級で一段深くなる用語(5GCの機能名、RRC状態、eSIMの配信の仕組み、SLA・RTO など)に絞っています。
- 一言説明はすべて当サイトの言葉です。規格に定義がある用語は、3GPP・IETF などの一次資料で意味を確かめています(2026年9月27日確認)。
この一覧の使い方
表の「一言説明」を手で隠し、用語だけを見て自分の言葉で説明できるかを試してください。言えなかった用語に印を付け、その章をテキストで読み直す、という使い方をすすめます。1級は科目合格制なので、受ける科目の表から始めてかまいません。
公式ページは、ネットワーク科目に「無線アクセスネットワーク技術、コアネットワーク技術、IPネットワーク応用技術、移動体通信サービス」、端末・アプリケーション科目に「端末機器の要素技術、構造と開発手法」「システムアプリケーションの要素技術、開発手法」、モバイルシステム科目に「システム要件定義、システム開発、システム運用、モバイルシステム関連の法制度」を挙げています(2026年9月27日確認)。表の「章」は、これをテキストの章に当てはめた当サイトの推定です。
| 科目 | テキストの章 | この記事の語数 |
|---|---|---|
| ネットワーク | 第2章 無線アクセスネットワーク技術/第3章 コアネットワーク技術/第4章 IoTシステム技術 | 35語(No.1〜35) |
| 端末・アプリケーション | 第5章 モバイル端末・周辺技術/第6章 モバイル端末開発技術/第7章 インターネットに接続するモバイル技術/第8章 モバイルコンテンツサービス技術 | 35語(No.36〜70) |
| モバイルシステム | 第9章 システム要件定義/第10章 システム開発/第11章 システム運用/第12章 モバイルシステム関連の法制度 | 30語(No.71〜100) |
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ネットワーク科目の用語(35語)
無線区間の細かな仕組み(第2章)と、コアネットワークの機能の分担(第3章)が中心です。5Gの用語は、3GPP の仕様(TS 38.300・TS 23.501)で意味を確かめています。
| No | 用語 | 一言説明 | 章 |
|---|---|---|---|
| 1 | FDD | 上りと下りに別の周波数を使い、同時に送受信する複信方式 | 第2章 |
| 2 | TDD | 同じ周波数を時間で区切り、上りと下りを切り替える複信方式 | 第2章 |
| 3 | ヌメロロジー | 5G NRでサブキャリア間隔を15kHz×2のμ乗から選べる仕組み | 第2章 |
| 4 | BWP(帯域幅部分) | セルの帯域の一部を端末に割り当てて使い、省電力などに役立てる | 第2章 |
| 5 | SSB(SS/PBCHブロック) | 同期信号と報知情報をまとめたブロック。端末がセルやビームを見つける手がかり | 第2章 |
| 6 | AMC(適応変調符号化) | 電波の状態に合わせて変調方式と符号化率を切り替える | 第2章 |
| 7 | CQI | 端末が基地局に報告する下りの受信品質の指標 | 第2章 |
| 8 | HARQ | 誤り訂正と再送を組み合わせ、再送分を前の受信と合成して復号する | 第2章 |
| 9 | マルチパスフェージング | 反射波が重なり合い、受信レベルが大きく変動する現象 | 第2章 |
| 10 | ドップラーシフト | 端末の移動によって受信する周波数がずれる現象 | 第2章 |
| 11 | Massive MIMO | 多数のアンテナ素子で、複数の端末へ同時に鋭いビームを向ける | 第2章 |
| 12 | MU-MIMO | 同じ時間・周波数で、複数の利用者に別々のデータを空間多重する | 第2章 |
| 13 | RRC状態 | 5Gの端末の接続状態。RRC_IDLE・RRC_INACTIVE・RRC_CONNECTEDの3つ | 第2章 |
| 14 | CU/DU分離 | 基地局の機能を集約する部分(CU)と分散する部分(DU)に分ける構成 | 第2章 |
| 15 | O-RAN | 基地局装置の間のインタフェースを開き、異なるベンダの装置を組み合わせる取り組み | 第2章 |
| 16 | MME | LTEのコアで、端末の移動管理と認証などの制御を担う | 第3章 |
| 17 | S-GW/P-GW | LTEのユーザーデータを中継し、外部のパケット網へつなぐゲートウェイ | 第3章 |
| 18 | HSS | LTEの加入者情報と認証情報を管理するデータベース | 第3章 |
| 19 | AMF | 5GCで端末の登録・接続・移動の管理を担う機能 | 第3章 |
| 20 | SMF | 5GCでPDUセッションの確立・変更・解放とIPアドレスの割当を担う | 第3章 |
| 21 | UPF | 5GCでユーザーデータを転送し、移動時の中継点にもなる機能 | 第3章 |
| 22 | UDM | 5GCで加入者の識別子や契約データ、認証用の情報を扱う機能 | 第3章 |
| 23 | SBA(サービスベースアーキテクチャ) | 5GCの各機能が、共通のインタフェースでサービスを呼び合う構成 | 第3章 |
| 24 | PDUセッション | 端末とデータネットワークの間の、データを運ぶための論理的なつながり | 第3章 |
| 25 | 5QI | 5GのQoSフローに求める品質の特性を指す番号 | 第3章 |
| 26 | IMS | IP網の上で音声・映像などのセッションをSIPで制御する仕組み | 第3章 |
| 27 | SUCI | 加入者の永続的な識別子(SUPI)を暗号化して無線区間で送る識別子 | 第3章 |
| 28 | NFV | 通信装置の機能を、専用ハードから汎用サーバ上のソフトウェアに移す | 第3章 |
| 29 | oneM2M | IoTの共通サービス層を定める国際的な標準化の取り組み | 第4章 |
| 30 | PSM | 端末が長い時間眠って消費電力を抑える、セルラーIoTの省電力機能 | 第4章 |
| 31 | eDRX | 着信を待つ受信の間隔を長くして、消費電力を下げる機能 | 第4章 |
| 32 | LTE-M | LTEをもとにしたセルラーLPWA。移動中の通信や音声にも対応する | 第4章 |
| 33 | NB-IoT | 約200kHzの狭い帯域を使い、少量のデータを省電力で送るセルラーLPWA | 第4章 |
| 34 | 6LoWPAN | 省電力の無線ネットワークでIPv6を使えるように、ヘッダを圧縮・分割する方式 | 第4章 |
| 35 | LoRaWAN | 免許不要の周波数帯を使うLPWAの通信仕様 | 第4章 |
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5GCの機能名は、5GC(5Gコアネットワーク)で全体の図と一緒に整理しています。LPWAの比較はLPWAの比較とNB-IoTとLTE-Mの違いへ。科目の範囲と勉強の順番は1級「ネットワーク」科目の範囲にまとめています。
端末・アプリケーション科目の用語(35語)
端末の部品(第5章)、OSやSIMの仕組み(第6章)、Webと通信の技術(第7章)、コンテンツと決済(第8章)に分かれます。「どの層の技術か」を意識すると、似た用語を取り違えにくくなります。
| No | 用語 | 一言説明 | 章 |
|---|---|---|---|
| 36 | SoC | CPU・GPU・モデムなど多くの機能を1つのチップにまとめた部品 | 第5章 |
| 37 | ISP(画像信号処理) | イメージセンサの信号を、色や明るさを整えた画像に仕上げる回路 | 第5章 |
| 38 | NPU | ニューラルネットワークの推論を効率よく計算する専用回路 | 第5章 |
| 39 | 有機EL(OLED) | 画素そのものが光るため、バックライトのいらないディスプレイ | 第5章 |
| 40 | USB Power Delivery | USBで給電するときの電圧・電流を、機器どうしで取り決める規格 | 第5章 |
| 41 | Qi | 置くだけで充電できるワイヤレス充電の規格 | 第5章 |
| 42 | UWB | 広い帯域の短いパルスで、距離や方向を細かく測る近距離無線 | 第5章 |
| 43 | FeliCa | 交通系ICや電子マネーで使われる非接触ICカードの技術 | 第5章 |
| 44 | BLE | 少ない電力で動く近距離無線(Bluetooth Low Energy) | 第5章 |
| 45 | A-GNSS | 通信網から衛星の情報を受け取り、測位を速く始める方式 | 第5章 |
| 46 | RTOS | 決められた時間内に応答することを重視するOS | 第6章 |
| 47 | Linuxカーネル | Androidの土台として、メモリ・プロセス・ドライバを管理するOSの中核 | 第6章 |
| 48 | HAL | ハードウェアの違いを上位のソフトウェアから隠す層 | 第6章 |
| 49 | ART | Androidでアプリのコードを実行するランタイム | 第6章 |
| 50 | ミドルウェア | OSとアプリの間で、通信やデータベースなど共通の機能を提供するソフト | 第6章 |
| 51 | eUICC | 事業者のプロファイルを書き込んだり入れ替えたりできるSIMの部品 | 第6章 |
| 52 | RSP(リモートSIMプロビジョニング) | 通信経由でeSIMのプロファイルを配信・切り替える仕組み | 第6章 |
| 53 | OTAアップデート | 無線通信でOSやファームウェアを更新すること | 第6章 |
| 54 | SLAAC | IPv6で、ルータの広告を使って端末が自分のアドレスを自動で作る仕組み | 第7章 |
| 55 | QUIC | UDPの上で暗号化と多重化を行う通信プロトコル。HTTP/3の土台 | 第7章 |
| 56 | Webプッシュ | サーバからブラウザやアプリへ、利用者が開いていなくても通知を届ける仕組み | 第7章 |
| 57 | XML | タグの名前と構造を自分で定義できるマークアップ言語 | 第7章 |
| 58 | XHTML | HTMLをXMLの文法規則に合わせて定義したもの | 第7章 |
| 59 | CSS | 文書の色・配置・文字などの見た目を指定する言語 | 第7章 |
| 60 | IPsec | IP層で暗号化と認証を行うプロトコル群。拠点間やリモートアクセスのVPNで使う | 第7章 |
| 61 | SIP | 音声やビデオ通話のセッションを開始・変更・終了するための制御プロトコル | 第7章 |
| 62 | ユニファイドコミュニケーション | 電話・チャット・会議・在席状況などを一つの環境にまとめる考え方 | 第7章 |
| 63 | DRM | 配信したデジタルコンテンツの不正なコピーや利用を制限する技術 | 第8章 |
| 64 | セキュアエレメント(SE) | 鍵や決済の情報を安全に保管し、外から読み出しにくくしたチップ上の領域 | 第8章 |
| 65 | HCE | セキュアエレメントを使わず、OS上のソフトでICカードの働きをまねる方式 | 第8章 |
| 66 | 音声認識(ASR) | 話した言葉を文字に変える技術 | 第8章 |
| 67 | 音声合成(TTS) | 文字から人の声のような音声を作る技術 | 第8章 |
| 68 | ブロックチェーン | 取引記録をつないだブロックを多くの参加者で共有し、改ざんを難しくする仕組み | 第8章 |
| 69 | スマートコントラクト | ブロックチェーン上で、条件を満たすと自動で実行されるプログラム | 第8章 |
| 70 | ジオフェンス | 地図上に決めた範囲への出入りを検知して、通知などの処理を動かす仕組み | 第8章 |
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eSIMの基本はSIMとeSIMの違い、HTTP/3とQUICはHTTP/2とHTTP/3、決済の仕組みはモバイル決済の仕組みで扱っています。科目全体は1級「端末・アプリケーション」科目の範囲へ。
モバイルシステム科目の用語(30語)
個々の技術よりも、システムを「決める・作る・動かす・守る(法令)」ための用語です。数字で表す指標(RTO・MTBFなど)は、定義を1文で言えるようにしておきましょう。
| No | 用語 | 一言説明 | 章 |
|---|---|---|---|
| 71 | 機能要件 | システムが「何をするか」についての要求 | 第9章 |
| 72 | 非機能要件 | 性能・可用性・セキュリティ・運用性など「どれだけうまく動くか」の要求 | 第9章 |
| 73 | RFP(提案依頼書) | 発注者が要件や条件を示し、ベンダに提案を求める文書 | 第9章 |
| 74 | SLA | サービスの品質の水準(稼働率・応答時間など)を提供者と利用者で合意したもの | 第9章 |
| 75 | RTO | 障害が起きてから、業務を再開するまでの目標時間 | 第9章 |
| 76 | RPO | 障害のとき、どの時点までのデータを取り戻すかの目標 | 第9章 |
| 77 | PoC(概念実証) | 本格導入の前に、技術や効果が成り立つかを小さく確かめること | 第9章 |
| 78 | ウォーターフォール | 要件定義から順に工程を進め、前の工程に戻らないことを前提にした開発手法 | 第10章 |
| 79 | アジャイル | 短い周期で作って確かめ、変化に合わせて計画を直す開発の考え方 | 第10章 |
| 80 | V字モデル | 設計の各段階に、それを確かめるテストの段階を対応させる考え方 | 第10章 |
| 81 | 単体テスト | 部品(モジュール)ごとに正しく動くかを確かめるテスト | 第10章 |
| 82 | 結合テスト | 部品を組み合わせ、部品どうしの受け渡しが正しいかを確かめるテスト | 第10章 |
| 83 | 回帰テスト | 変更によって、今まで動いていた機能が壊れていないかを確かめるテスト | 第10章 |
| 84 | CI/CD | 変更の統合とテスト、配布までを自動で繰り返す仕組み | 第10章 |
| 85 | MDM | 組織の端末の設定・アプリ・紛失時の対応を一括で管理する仕組み | 第10章 |
| 86 | MTBF | 故障から次の故障までの、平均の稼働時間 | 第11章 |
| 87 | MTTR | 故障してから修復が終わるまでの平均時間 | 第11章 |
| 88 | 冗長化 | 予備の装置や経路を用意し、一部が止まっても全体が動き続けるようにすること | 第11章 |
| 89 | ITIL | ITサービスを管理するための実践のノウハウを体系化したもの | 第11章 |
| 90 | インシデント管理 | 止まったサービスを、できるだけ早く通常の状態に戻す活動 | 第11章 |
| 91 | 問題管理 | インシデントの根本原因を突き止め、再発を防ぐ活動 | 第11章 |
| 92 | SIEM | 機器のログを集めて相関分析し、攻撃の兆候を見つける仕組み | 第11章 |
| 93 | 脆弱性診断 | システムの弱点を調べ、対策につなげるための検査 | 第11章 |
| 94 | 技適マーク | 電波法の技術基準に適合した無線設備であることを示す表示 | 第12章 |
| 95 | 通信の秘密 | 事業者が扱う通信の内容などを侵してはならないという原則(電気通信事業法第4条) | 第12章 |
| 96 | 外部送信規律 | 利用者の端末から外部へ情報を送らせるときの通知・公表のルール(同法第27条の12) | 第12章 |
| 97 | 個人データ | 検索できるように整理した個人情報データベース等を構成する個人情報 | 第12章 |
| 98 | 前払式支払手段 | 先にお金を払って価値を受け取る電子マネーやプリペイドカード(資金決済法) | 第12章 |
| 99 | オプトイン | あらかじめ同意した相手にだけ広告・宣伝メールを送る方式 | 第12章 |
| 100 | 不正指令電磁的記録 | いわゆるコンピュータウイルスを指す刑法上の言葉(第168条の2など) | 第12章 |
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法令の用語は、目的・対象・罰則で横断した1級の法制度まとめで詳しく扱います。RTO・MTBFの計算は1級の計算対策、科目全体は1級「モバイルシステム」科目の範囲へ。
2級の用語との違い
2級で学ぶ用語は、この一覧の前提になります。1級では同じ分野を「部品の名前と役割の分担」まで掘り下げる、というのが当サイトの見立てです。
| 2級で学ぶ用語 | 1級で深くなる方向 | この記事の用語 |
|---|---|---|
| OFDMA、変調方式 | 電波の状態に合わせた切り替えと、5Gの柔軟な設定 | ヌメロロジー、BWP、AMC、CQI |
| MIMO、ビームフォーミング | 多数のアンテナ・多数の利用者への同時送信 | Massive MIMO、MU-MIMO、SSB |
| EPC、5GC | コアの中の機能の分担 | MME、AMF、SMF、UPF、UDM、SBA |
| SIM、eSIM | プロファイルの書き込み・配信の仕組み | eUICC、RSP |
| HTTP/3 | その下で動くトランスポート | QUIC |
| 情報セキュリティの基本 | システム運用と法令の中での位置づけ | SIEM、脆弱性診断、不正指令電磁的記録 |
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左の列で説明に詰まる用語があれば、先にモバイル2級の重要用語100で確かめてから、この一覧に戻ってください。
当サイトは MCPC とは関係のない個人運営の非公式教材で、合格を保証するものではありません。公式テキストの本文・図表・巻末のサンプル問題は使っていません。
確認問題1:5GCでセッション管理を担う機能は?
5Gコアネットワーク(5GC)で、PDUセッションの確立・変更・解放と、端末へのIPアドレスの割当を主に担う機能はどれか。
- AMF
- SMF
- UPF
- UDM
正解:2。SMF(Session Management Function)は、PDUセッションの管理と IP アドレスの割当などを担います(3GPP TS 23.501、2026年9月27日確認)。
1 の AMF は、端末の登録・接続・移動の管理を担います。3 の UPF は、ユーザーデータそのものを転送する機能です。4 の UDM は、加入者の識別子や契約データを扱う機能です。
確認問題2:RRC_INACTIVEの説明はどれ?
5G NR の RRC_INACTIVE 状態の説明として、最も適切なものはどれか。
- 端末が基地局とデータを送受信している最中の状態で、常に最もよいビームで通信している
- 端末の電源が切れていて、コアネットワークも端末の情報を持っていない状態
- 端末がSIMを認識できず、緊急通報しか使えない状態
- 端末は待ち受けに近い省電力の状態だが、基地局側に端末の情報が残っていて素早く通信を再開できる状態
正解:4。3GPP TS 38.300 は、RRC_INACTIVE を、端末が設定された範囲内なら基地局に知らせずに移動でき、最後の基地局が端末の情報(UE context)を保持している状態と説明しています(2026年9月27日確認)。そのため、何もない状態から接続し直すより速く通信を再開できます。
1 は RRC_CONNECTED の説明です。2 は電源が切れた状態で、RRC の状態の話ではありません。3 は SIM の認識の問題で、RRC の状態とは関係ありません。
確認問題3:非機能要件に当たるものは?
モバイルシステムの要件のうち、非機能要件に当たるものとして最も適切なものはどれか。
- 障害が起きても、1時間以内に業務を再開できること
- 利用者がアプリから商品を検索し、カートに入れられること
- 管理者が画面から新しい商品を登録できること
- 購入が完了したら、確認のメールを利用者に送ること
正解:1。復旧の目標時間(RTO)は、システムが「どれだけうまく動くか」を決める可用性の要件で、非機能要件に当たります。
2 の検索とカート、3 の商品登録、4 の確認メールの送信は、いずれもシステムが「何をするか」を決める機能要件です。
よくある質問
この100語だけ覚えれば1級に合格できますか?
できるとは言えません。この一覧は当サイトが選んだ用語で、公式の出題範囲や頻度を示すものではありません。一言説明で言えるようになったら、テキストで「なぜそうなっているか」まで読み、比較できるようにしてください。
受ける科目の用語だけ覚えればよいですか?
1級は科目合格制なので、まず受ける科目の用語から始めてかまいません。ただし IoT や決済のように、複数の科目にまたがる話題もあります。受ける科目の表を終えたら、他の科目の表にも目を通しておくと安心です。
英語の略語はフルスペルまで覚える必要がありますか?
フルスペルが分かると役割を思い出しやすくなります。たとえば SMF は Session Management Function、UPF は User Plane Function です。ただし、つづりそのものより、何を担う機能かを説明できることを優先してください。
当サイトで1級の問題を解けますか?
はい。科目ごとに登録不要の無料お試しがあります。ネットワーク、端末・アプリケーション、モバイルシステムから、受ける科目を選んで試してください。
出典・参考
- [1]MCPC モバイルシステム技術検定[1級](科目別出題カテゴリ、2026年9月27日確認)
- [2]ETSI TS 138 300 V19.3.0(3GPP TS 38.300 NR Overall description、2026年9月27日確認)
- [3]ETSI TS 123 501 V19.8.0(3GPP TS 23.501 System architecture for the 5G System、2026年9月27日確認)
- [4]IETF RFC 9000 QUIC: A UDP-Based Multiplexed and Secure Transport(2026年9月27日確認)
- [5]IETF RFC 4862 IPv6 Stateless Address Autoconfiguration(2026年9月27日確認)
- [6]oneM2M Why oneM2M(2026年9月27日確認)
- [7]e-Gov 法令検索:電気通信事業法(2026年9月27日確認)
本番と同じペースで腕試し
記事の次は、本番形式の問題で。
出題カテゴリの配分どおりに組んだ無料お試しを、登録不要・カード不要で解けます。続きの模試と章別ドリルは買い切りで、月額はかかりません。
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