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IoTシステム技術検定 上級とは|論述式・受検資格・受検料

IoTシステム技術検定 上級の論述式の形式(180分・各問350〜1,200字)、4つの受検資格、区分別の受検料、第16回の講習日と試験日を表で整理。中級から上級へ進む手順と準備の考え方が分かります。

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執筆
ICT模試 編集部

この記事の要点

  • 上級は択一ではなく 論述式。複数の業種・テーマから1つを選び、複数の大問に 各350〜1,200字 で答えます。試験時間は 180分 です。
  • 受検資格が必要で、代表的なのは IoT中級の合格者 です。ほかに早稲田大学スマートエスイー修了者、CITP 有資格者、企業内IoT[中級]認定者(2024年10月以降の認定)が受けられます。
  • 受検料は中級合格者で 55,770円、早稲田大学修了者・CITP 有資格者で 35,750円、再受検で 28,050円(2026年9月時点)。
  • 第16回は 講習 2027年1月29日・試験 1月30日(申込 2026年12月4日〜2027年1月18日)。第14回から CBT で全都道府県の会場から選べます。
  • 公式テキストはなく、合格基準は非公開、合格率は MCPC 公表資料で 48.9%。当サイトは上級の対策を扱っていません。

上級はどんな試験? 中級と何が違う?

IoTシステム技術検定の上級は、基礎・中級と形式がまったく違います。基礎と中級は4者択一の CBT ですが、上級は 論述式 です。MCPC の上級のページでは、複数の「業種/テーマ」から1つを選んで回答し、各問 350文字以上1,200文字以下 で答えると案内されています(2026年9月27日確認)。

選択肢から正解を選ぶ力ではなく、IoT の技術を使って業務の課題をどう解決するかを 自分の文章で組み立てる力 が問われる形式です。

IoTシステム技術検定 中級と上級の比較(2026年9月時点)
項目中級上級
形式80問・4者択一論述式(業種・テーマを1つ選択、複数の大問に各350〜1,200字)
時間90分180分
受検資格なし中級合格者など(次の章)
受検料(代表)一般 18,150円(税込)中級合格者 55,770円
実施約4か月の受検期間から日を選ぶ講習日の翌日が試験日(年2回)
合否終了後に画面で表示一斉公開
公式テキストIoT技術テキスト 第4版なし
合格率(MCPC 公表資料)68.0%48.9%

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合格基準は非公開です。合格率 48.9% は MCPC の公表資料の値で、累積の値か各回の値かは資料に書かれていません。

上級を受けられるのはどんな人?

上級は受検資格が必要な検定です。MCPC の FAQ でも、受検資格に条件がある検定として上級が挙げられています。上級のページに書かれている受検資格は次の4つで、いずれか1つ を満たせば受けられます(2026年9月27日確認)。

  • MCPC IoTシステム技術検定[中級]の合格者
  • 早稲田大学 スマートエスイーの修了者
  • 情報処理学会 認定情報技術者(CITP)の有資格者
  • 企業内IoT[中級]の認定者(認定日が2024年10月以降の人)

多くの人にとっての入口は、1つ目の IoT中級の合格 です。中級は受検資格がないので、上級を目指す人はまず中級に合格するのが一般的な道筋になります。

早稲田大学スマートエスイーの正式名称は、公式ページの表記に従ってください。この記事では上級のページにある「早稲田大学 スマートエスイー修了者」という表記を基準にしています。

受検料はいくら? 再受検は安くなる?

上級の受検料は、受検資格の区分と再受検かどうかで変わります。上級のページの表記を表にしました(2026年9月時点)。

IoTシステム技術検定 上級の受検料
区分受検料
中級合格者・企業内IoT[中級]認定者55,770円
早稲田大学 スマートエスイー修了者35,750円
CITP 有資格者35,750円
再受検28,050円

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中級合格者の受検料 55,770円は、中級の一般の受検料(18,150円)の約3倍です。上級は講習日と試験日がセットになっているため、費用の考え方が基礎・中級と違います。会社の費用で受ける場合は、講習日と試験日の2日分の日程も合わせて申請しておくと手続きが進めやすいでしょう。

再受検の条件(どの回まで再受検料が使えるか等)は、申込の前に公式ページで確かめてください。受検料の割引の全体像は MCPC 検定の受検料の割引 にまとめています。

次の上級はいつ? 講習日と試験日は?

上級は年2回で、講習日の翌日に試験があります。申し込みから受検までは次の流れです。具体的な日程は、その下の表にまとめました(2026年9月27日確認)。

  1. 中級の合格(または他の受検資格)を確認し、認定番号など申込に必要な情報を手元に用意する。
  2. 申込期間(第16回は 2026年12月4日〜2027年1月18日)内に申し込む。
  3. 講習日(2027年1月29日)と試験日(1月30日)の両方の予定を空ける。
  4. 試験会場と開始時刻を選ぶ。
  5. 一斉合否公開の日程を公式ページで確認する。
IoTシステム技術検定 上級の日程
回申込期間講習日試験日
第15回2026年6月5日〜7月13日2026年7月31日(金)2026年8月1日(土)
第16回2026年12月4日〜2027年1月18日2027年1月29日(金)2027年1月30日(土)

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第14回(2026年2月)から CBT 方式になり、全都道府県の試験会場から選べるようになりました。試験の開始時刻は、会場の空き時間から選ぶ形と案内されています。

論述式にはどう備える?

公式テキストはありません。出題の業種・テーマの具体的な内容も当サイトは把握していないので、ここでは 論述式の試験一般 に通じる準備の考え方を示します。

時間配分の考え方(大問の数は公表されていないため、3問と仮定した計算例)
項目仮定計算
1問あたりの時間180分を3問で割る約60分
構成を考える時間1問の3分の1約20分
書く時間残り約40分
必要な入力速度1,000字を40分で書く1分あたり25字

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この計算はあくまで仮定です。大問の数は公式ページで「複数」とされているだけなので、実際の配分は当日の問題を見て決めてください。ただ、キー入力で1分あたり25字前後を安定して書けるかは、事前に確かめておく価値があります。

準備の中心は、中級で身につけた知識(センサ、通信方式、データ活用、セキュリティ、プロトタイピング)を、一つの業務の課題に当てはめて説明する練習 です。たとえば「工場の設備点検」「農業の水やり」などの題材を自分で決め、課題→システム構成→使う通信→データの使い方→セキュリティ対策→効果の順に書いてみる方法があります。

答案はどんな順番で組み立てる?

論述の答案は、読む人が「課題が分かり、解決策が具体的で、実現できそうだ」と感じられる順番で書くと伝わりやすくなります。これは上級の公式の採点基準ではなく、技術系の論述で一般に使われる構成を当サイトが整理したものです(合格基準は非公開)。

IoT の論述答案の構成例(当サイトの提案)
段落書くこと中級の知識との対応
1 課題選んだ業種で、何に困っているか(人手、コスト、品質など)IoTシステム構成と構築技術
2 システム構成センサ、ゲートウェイ、クラウドやエッジの役割分担IoTシステム構成と構築技術
3 通信距離・電力・データ量に合う通信方式と、その理由センサ・アクチュエータ技術と通信方式
4 データの使い方集めたデータで何を判断・予測するかIoTデータ活用技術
5 セキュリティ想定する脅威と、機器・通信・運用での対策IoT情報セキュリティ対策技術
6 進め方と効果試作・検証の進め方と、期待する効果の測り方IoTシステムのプロトタイピング技術

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中級の5つの出題カテゴリが、そのまま答案の段落の材料になっていることが分かります。中級で学んだことを「選べる知識」から「書ける知識」に変えるのが、上級の準備の中心だと当サイトは考えています。

練習では、1つの題材について6段落を箇条書きで10分で作り、次に文章にして字数を数える、という2段階がおすすめです。各問350〜1,200字の範囲に収まるかも、このときに確かめられます。

答案づくりのチェックリスト:□ 課題が一文で言える □ 構成要素の役割が書ける □ 通信方式を選んだ理由がある □ データの使い道が具体的 □ セキュリティ対策が機器・通信・運用に分かれている □ 効果の測り方がある

このサイトで上級の対策はできる?

当サイトの問題集は モバイルシステム技術検定2級・IoTシステム技術検定 中級・IoTシステム技術検定 基礎 の3つだけで、上級(論述式)の対策は扱っていません。

上級の受検資格になる中級の対策なら用意しています。中級の形式や出題カテゴリは IoTシステム技術検定 中級とは にまとめています。まずは IoT中級の無料お試し20問 で、今の知識がどこまで通用するかを確かめてみてください。登録なしで解けます。

MCPC の検定全体の中で上級がどこに位置するかは、MCPC 検定の全体像 で確認できます。

よくある質問

中級に合格してから何年以内に上級を受ける必要がありますか?

上級のページでは期限の記載を確認できませんでした。申込の前に MCPC に確認してください。

上級の過去問や公式テキストはありますか?

公式テキストは「なし」と案内されています。MCPC の FAQ では、検定全般について過去問題はないとされています。

上級は手書きですか?

CBT 方式で、会場のコンピュータにキー入力して回答します(第14回から CBT)。

上級の合格点は何点ですか?

合格基準は非公開です。合格率は MCPC の公表資料で48.9%とされています。

出典・参考

  1. [1]MCPC IoTシステム技術検定[上級](確認 2026-09-27)
  2. [2]MCPC IoTシステム技術検定[中級](確認 2026-09-27)
  3. [3]MCPC 検定 よくあるご質問(確認 2026-09-27)
  4. [4]MCPC 沿革(確認 2026-09-27)
  5. [5]MCPC 検定の合格率(公表資料)

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記事の次は、本番形式の問題で。

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