比較・学習計画スマホ実務

スマートフォン・モバイル実務検定の2週間学習計画

スマートフォン・モバイル実務検定を2週間で準備する学習計画。範囲外の3-2〜3-6を除いた共通テキストの章と、時事問題の準備・60問60分の模試を14日に配分した表、早番・遅番・休日に合わせたシフト勤務の型、前日と当日の注意点をまとめました。

最終更新
公開
読了目安
約11分
執筆
ICT模試 編集部

この記事の要点

  • 2週間で間に合いやすいのは、スマホ販売や窓口の経験がある人、またはITの基礎がある人です。1日1〜2時間、合計20時間前後を想定しています(当サイトの目安)。
  • 公式テキスト『モバイル基礎テキスト 第9版』のうち、実務検定では3-2〜3-6(電波の性質、FDMA/TDMA、CDMA/OFDM、3G、4G)が範囲外です。ここを除いた範囲を14日に割り振ります。
  • 1週目は1・2・4・5章(と3章の範囲内の節)、2週目は6〜10章、テキスト外の時事問題(全体の1割前後)、60問・60分の模試です。
  • 次の第39回は、試験期間が2026年10月23日〜2027年2月22日、申込期間が2026年10月16日〜2027年2月15日です(公式ページ、2026年9月27日確認)。
  • 店舗のシフトに合わせて、早番・遅番・休日で学習の中身を変える型も紹介します。

2週間で間に合う人は?

スマートフォン・モバイル実務検定は、60問・60分・4者択一のCBT方式です。公式ページでは、必要な知識レベルをITSSレベル1〜2相当としています。公表されている合格率は78.2%です(2026年9月27日確認)。

2週間の計画が向いているかどうかは、次の表で見当をつけてください(当サイトの目安で、公式の数字ではありません)。

2週間の計画が向いているか(当サイトの目安)
あなたの状況2週間で足りるか調整のしかた
スマホ販売・窓口の経験が1年以上足りることが多いこの記事の計画どおり。9章と時事に時間を多めに
販売経験はないが、ITパスポート程度の知識がある1日2時間とれれば足りる2章・5章の日に30分ずつ足す
販売経験もITの学習経験もない足りないことが多い3〜4週間に延ばし、各日の内容を2日に分ける

← 表は横にスクロールできます →

勉強時間の目安の考え方はスマホ実務検定の難易度で詳しく説明しています。会社でまとめて受ける場合、公式には団体申込(1社10名以上から申込可能)が用意されています。

14日の配分表は?

公式ページの出題カテゴリは、スマートフォン・モバイル端末(商品/サービス)、モバイル機器のハードウェアとソフトウェア、モバイル関連サービス、コンテンツとアプリ、インターネット、通信・通話の仕組み、消費者保護、時事問題(公式テキスト非掲載)の8つです(比率は非公表、2026年9月27日確認)。はじめの7つは公式テキストで、最後の時事だけはテキストの外で準備します。

範囲外の節を除き、販売の場面に近い2章・5章・9章に日数を多く割り当てています。1日の目安は平日1〜1.5時間、模試の日は2時間です(当サイトの例)。

スマホ実務検定の14日の学習計画(当サイトの例。章は公式テキスト第9版)
日学ぶ範囲やること
1日目全体把握・1章目次で3-2〜3-6に印を付ける。公式サンプル問題を1回解く(形を知るだけ)。1章を読む
2日目2章前半(2-1〜2-6)通話の付加サービス、メッセージ、SNS。店頭の場面と用語を対にする
3日目2章後半(2-7〜2-11)アプリ、データ通信、放送、ローミング、おサイフケータイ
4日目3章の範囲内(3-1、3-7〜3-9)と4章前半セルラー方式、無線LAN、光回線。インターネットの概要とIPアドレス
5日目4章後半ISP、アカウント、メールのプロトコル、クラウド。用語を表にする
6日目5章前半(5-1〜5-6)端末の構造、タブレット、スマートスピーカー、ディスプレイ
7日目5章後半(5-7〜5-12)と1週目の復習カメラ、メモリカード、SIM、外部接続。1〜5章の問題を解き直す
8日目6章・7章OS、アプリの仕組み、画像・動画の形式。災害用伝言板、マーケットプレイス
9日目8章セキュリティのリスク、迷惑メール対策、フィルタリング
10日目9章前半(9-1〜9-4)通信業界の法知識、消費者保護の重要性と法規。条文と制度名を順に並べる
11日目9章後半(9-5〜9-7)と10章安全な利用、MNP、SIMロック解除。5G・IoT・AI
12日目時事・模試1回目総務省の報道資料で最近の制度の動きを確認。60問・60分を通しで解く
13日目模試の復習カテゴリ別の正答率が低い章に戻り、問題を解き直す
14日目模試2回目・見直し60問・60分をもう1回。間違えた問題と時事のメモを見直す

← 表は横にスクロールできます →

受検日は15日目(計画を終えた翌日)以降に置く想定です。試験会場は週末から先に満席になる傾向があると公式ページに書かれているため(2026年9月27日確認)、計画を始める前に受検日を予約しておくと、締切が決まって進めやすくなります。

1週目:1・2・4・5章

1週目は、店頭で扱う商品・サービスと端末、それを支えるインターネットの基本を固めます。3章は範囲内の節(3-1 セルラー方式とハンドオーバ、3-7 無線LAN、3-8 データ通信の増加、3-9 光回線)だけを4日目に読みます。

  • 2章(2日間):割込通話・転送・留守番電話などの付加サービス、メッセージ、ローミング、おサイフケータイ。お客様に説明した経験がある項目は、用語の正式な名前で言えるかを確かめる
  • 4章(1.5日):IPアドレス、ISPの役割、メールの送信と受信のプロトコル。似た略語が多いので、2列の表にして違いを書く
  • 5章(2日間):ディスプレイ、カメラ、メモリカード、SIMカード、外部接続(有線・無線)。物理SIMとeSIM、規格の名前と特徴を対にする
  • 7日目の復習:1〜5章の問題を解き直し、間違えた用語に印を付ける

1週目の終わりに、印の付いた用語が20個を超えていたら、2週目の8日目を半日、1週目の復習に回してください。

2週目:6〜10章・時事・模試

2週目は、ソフトウェア・コンテンツ・セキュリティを1日ずつ進め、9章(法令・消費者保護)に2日をかけます。9章は、公式ページが目的に掲げる「消費者(ユーザー)保護の観点」そのものにあたる章です。

9章では、電気通信事業法の提供条件の説明(第26条)、書面の交付(第26条の2)、書面による解除(第26条の3)、禁止行為(第27条の2)を、店頭の流れ(契約前→契約後→解約)に沿って並べて覚えます(条番号はe-Gov法令検索で2026年9月27日に確認した現行の条文による)。詳しくはスマホ実務検定の消費者保護で扱います。

12日目の時事は、公式ページで「時事問題(公式テキスト非掲載)」とされている分野です。テキストは2024年6月末時点の情報なので、それ以後に変わった制度を中心に、総務省の報道資料と電気通信消費者情報コーナーで確かめます。たとえば総務省の消費者保護ルールのページには、「携帯電話端末の販売価格に関する注意喚起」(2025年9月5日報道発表)が載っています(2026年9月27日確認)。メモには必ず日付を書いてください。範囲の絞り方はスマホ実務検定の時事問題対策にまとめます。

模試は12日目と14日目の2回です。1回目のあと、13日目にカテゴリ別の正答率が一番低いところから復習します。模試の使い方はスマホ実務検定の模試で紹介します。

シフト勤務の学習の型は?

店舗で働く人は、早番・遅番・休日で使える時間が変わります。上の14日の表をそのまま日付に当てはめるより、その日のシフトで何をするかを決めておくほうが続きます(当サイトの例)。

シフト別の学習の型(当サイトの例)
シフト使える時間の例向いている内容
早番の日帰宅後に60分新しい節を読む(1日分の範囲)。読んだ節の問題を5〜10問
遅番の日出勤前に45分前日に読んだ範囲の問題を解き直す。夜は読まずに休む
休日まとまって2〜3時間60問・60分の模試と復習、9章の条文の整理
勤務中の休憩10〜15分スマートフォンで用語の問題を数問。間違えた用語をメモ

← 表は横にスクロールできます →

計画表の12日目と14日目(模試)は、休日に当てるのがおすすめです。60分を通して解く時間と、そのあとの復習の時間をまとめてとれるからです。休日が週1日しかない場合は、模試を1回は休日、もう1回は早番の日の帰宅後にします。

店頭で実際にお客様に説明した内容は、その日のうちにテキストの該当する節で確かめると記憶に残ります。勉強の進め方全体はスマホ実務検定の勉強法を参考にしてください。

前日と当日は何に気をつける?

前日は、新しい範囲には手を出さず、2回分の模試で間違えた問題と、時事のメモだけを見直します。当日の注意点は、公式ページに次のように書かれています(2026年9月27日確認)。

  • 受付は試験開始時刻の30分前から。手続きがあるため、開始時刻の15分前までに会場へ行く
  • 顔写真付きの本人確認書類(運転免許証、パスポート、社員証、学生証、マイナンバーカードなど)を受付で見せる
  • 遅刻した場合は受検できない
  • 試験中はスマートフォンなどの電子機器を一切使えない(時計としても使えない)
  • 日時・会場の変更は、申込期間中で空席がある場合に限り、受検日の3日前の23時59分まで

合否は試験の直後に画面に表示されます。不合格だった場合は、申込期間中に限り同じ回の中で再受検できます(受検料はそのつどかかります)。第39回なら申込期間は2027年2月15日までなので、受け直しの余裕を残すなら、1回目は試験期間の前半〜中盤に受けるのが安心です。当日の流れは技術基礎検定・実務検定の当日の流れでも扱います。

確認問題1:2週間計画での範囲の扱いは?

スマートフォン・モバイル実務検定を公式テキスト第9版で2週間準備するときの範囲の扱いとして、最も適切なものはどれか。

  1. 3章はすべて範囲外なので、3章全体を読まずに済ませる
  2. 3-2〜3-6は範囲外なので後回しにし、3-1と3-7〜3-9は読む
  3. 時事問題は出題の半分を占めるので、テキストより先にニュースを読む
  4. 9章はテキストの最後のほうなので、時間が余ったときだけ読めばよい

正解:2。実務検定で範囲外なのは3-2〜3-6です。3章のうち3-1(セルラー方式とハンドオーバ)や3-7〜3-9(無線LAN、データ通信、光回線)は範囲に入ります。

1 は誤りです。3章全体が範囲外ではありません。3 も誤りです。時事問題は全体の1割前後で、半分ではありません。4 も誤りです。9章の法令・消費者保護は、実務検定の目的にあたる重要な章です。

確認問題2:当日の決まりとして正しいのは?

スマートフォン・モバイル実務検定の受検当日の決まりとして、2026年9月27日時点の公式ページの記載に合うものはどれか。

  1. 試験中は、スマートフォンを時計として使うことだけは認められている
  2. 遅刻しても、試験終了時刻までに着けば残り時間で受検できる
  3. 本人確認書類は、顔写真のないものでも氏名が書いてあればよい
  4. 試験開始時刻の15分前までに会場に着き、顔写真付きの本人確認書類を見せる

正解:4。公式ページでは、開始時刻の15分前までに会場に来ること、顔写真付きの本人確認書類を受付で見せることが案内されています。

1 は誤りです。スマートフォンなどの電子機器は、時計としての使用もできません。2 も誤りです。遅刻した人は受検できません。3 も誤りです。本人確認書類は顔写真付きのものが必要です。

当サイトで計画を進めるには?

当サイトでは、スマートフォン・モバイル実務検定向けに、60問・60分の模試を2回(12日目・14日目に使う想定)と、章別ドリル約330問を用意しています。章別ドリルはモバイル技術基礎検定と共通の問題で、範囲外の3-2〜3-6の問題も入っているため、実務検定だけを受ける人はその節を飛ばしてください。

1日目に、登録不要のスマホ実務の無料お試し20問を解いておくと、どの章に時間をかけるべきかの見当がつきます。模試とドリルの収録内容は購入ページにあります。用語の総ざらいにはモバイル技術基礎検定の用語100も使えます。

当サイトはMCPCとは関係のない、個人運営の非公式教材です。合格を保証するものではありません。公式テキストの本文・図表や巻末のサンプル問題は使わず、問題はすべて独自に作っています。

よくある質問

1週間しかありません。どこを削ればよいですか?

範囲外の3-2〜3-6は最初から読みません。そのうえで、2章・5章・9章を優先し、6〜8章と10章は問題を解きながら分からない所だけテキストで確かめる形にします。模試は1回にして、復習に時間を回してください(当サイトの目安)。

モバイル技術基礎検定も一緒に受けるなら、計画はどう変えますか?

技術基礎検定は全章全節が範囲なので、3-2〜3-6(電波の性質、多元接続、3G・4G)を2〜3日分足してください。時事問題は技術基礎検定の出題カテゴリにはないため、時事の日はそのまま実務検定用です。

テキストを読む時間がとれない日はどうしますか?

その日は問題を解く日にします。前日までに読んだ範囲の問題を10問ほど解き直すだけでも、記憶の定着に役立ちます。読む範囲は、次の休日にまとめて取り戻してください。

出典・参考

  1. [1]MCPC スマートフォン・モバイル実務検定 CBT方式(2026年9月27日確認)
  2. [2]MCPC 検定試験の合格率(公表資料・2026年9月27日確認)
  3. [3]リックテレコム モバイル基礎テキスト 第9版(2026年9月27日確認)
  4. [4]e-Gov 法令検索:電気通信事業法(2026年9月27日確認)
  5. [5]総務省 電気通信消費者情報コーナー:消費者保護ルール(2026年9月27日確認)
  6. [6]総務省 報道資料一覧(2026年9月27日確認)

本番と同じペースで腕試し

記事の次は、本番形式の問題で。

出題カテゴリの配分どおりに組んだ無料お試しを、登録不要・カード不要で解けます。続きの模試と章別ドリルは買い切りで、月額はかかりません。

スマートフォン・モバイル実務検定

60問・60分の模試と章別ドリル・¥4,980(税込・買い切り)

スマホ実務の無料お試し20問
料金と収録内容を見る →

当サイトは、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)とは関係のない個人が運営する非公式の学習教材です。掲載している問題はすべて当サイトのオリジナルで、実際の試験問題・過去問題・再現問題ではありません。試験の日程・受検料・出題範囲は公式サイト(https://www.mcpc-jp.org/license/ )で必ず確認してください。合格を保証するものではありません。合格の目安は当サイトの推定です。技術・制度の記述は「最終確認日」時点のものです。

← 対策記事の一覧へ