IoTの用語IoT基礎

IoT基礎の重要用語100|一言説明つき一覧表

IoT検定 基礎の学習で押さえたい用語100語を、テキストの章に沿って一覧表と一言説明で整理。「重要」は当サイトの整理です。取り違えやすい対の用語と独自の確認問題3問(全選択肢解説つき)もあります。

最終更新
公開
読了目安
約8分
執筆
ICT模試 編集部

この記事の要点

  • 『IoT技術テキスト 基礎編 改訂4版』の8章に沿って、当サイトが重要と考える用語を100語選び、一言説明をつけた。
  • ここでの「重要」は当サイトの整理で、公式の出題範囲や出題頻度を示すものではない。
  • 一言説明で言えない用語は、各章の学習ガイドや個別の用語記事で確認する。

この一覧の使い方は?

用語は章ごとに並べています。まず「一言説明」を隠して自分で説明できるかを試し、言えなかった用語に印をつけて章の学習ガイド(第1章〜第8章)に戻る使い方をすすめます。説明はすべて当サイトの独自の要約です。

第1章・第2章の用語(1〜22)

IoTの概要・エコシステム(当サイトの整理)
No用語一言説明
1IoTモノをネットにつなぎデータを価値に変える仕組み
2M2M機械同士が人を介さず通信すること
3DXデジタルで事業や組織を変革すること
4CPS現実のデータを仮想空間で分析し現実へ戻す仕組み
5デジタルツイン現実のモノを仮想空間に再現した双子
6ゲートウェイ端末とネットをつなぎ変換や中継を担う機器
7クラウドネット経由で計算資源を必要な分だけ使う形
8SaaS完成したアプリをサービスとして使う形
9PaaSアプリの実行環境まで提供される形
10IaaSサーバなどの基盤を提供される形
11パブリッククラウド多数の利用者で共有するクラウド
12プライベートクラウド1つの組織が専有するクラウド
13エッジコンピューティング現場の近くでデータを処理する形
14フォグコンピューティングエッジとクラウドの間の中間層で処理する形
15メタバース人が参加し交流できる仮想空間
16エコシステム複数企業が補い合って価値を作る網
17IoTプラットフォーム機器管理やデータ収集を担う共通基盤
18APIソフト同士が機能を呼び出す約束事
19異業種連携業種の違う企業がデータでつながること
20第4次産業革命IoT・AIなどによる産業の変化
21Society 5.0サイバーと現実を融合した人間中心の社会
22インダストリー4.0ドイツ発の製造業のデジタル化構想

← 表は横にスクロールできます →

第3章・第4章の用語(23〜45)

デバイス・応用システム(当サイトの整理)
No用語一言説明
23センサ物理量などを測り電気信号にする部品
24アクチュエータ信号を受けて動きや力に変える装置
25マイコン制御用の小さなコンピュータを1チップにしたもの
26AD変換アナログ信号をデジタル値に変えること
27温湿度センサ気温と湿度を測る環境センサ
28照度センサ周囲の明るさを測るセンサ
29加速度センサ動きや傾き(重力)を測るセンサ
30ジャイロセンサ回転の速さ(角速度)を測るセンサ
31地磁気センサ地球の磁場から方位を求めるセンサ
32ガスセンサ特定の気体の濃度を測る化学センサ
33GNSS衛星の電波で位置を求める仕組みの総称
34みちびき日本の準天頂衛星システム
35ビーコン電波を発し近くの端末に位置を知らせる機器
36CMOSイメージセンサ光を電気信号に変える現在主流の撮像素子
37MEMS半導体技術で作る微小な機械構造
38エナジーハーベスティング周囲の光・振動・熱などを電力に変える技術
39Arduino試作に使われるマイコンボード
40Raspberry PiOSが動く小型のコンピュータ
41プロトタイピング試作品で考えを早く確かめること
42産業用ロボット工場で溶接・搬送などを行うロボット
43協働ロボット条件を満たし人の近くで作業するロボット
44ドローン遠隔操作や自動で飛ぶ無人の航空機
45コンピュータビジョン画像から物や状況を認識する技術

← 表は横にスクロールできます →

第5章の用語(46〜67)

通信方式(当サイトの整理)
No用語一言説明
46PAN身の回り数m程度のネットワーク
47LAN建物や敷地の中のネットワーク
48WAN離れた拠点を結ぶ広域のネットワーク
49Ethernet有線LANの代表的な規格
50無線LANIEEE 802.11による無線のLAN
51Wi-Fi 6IEEE 802.11axの呼び名
52Bluetooth Low Energy少量データを省電力で送る近距離無線
53ZigbeeIEEE 802.15.4を使う省電力のメッシュ無線
54Wi-SUNスマートメーターなどで使われる無線
55メッシュネットワーク端末同士が中継し合う網の形
56LPWA省電力で広い範囲をつなぐ通信の総称
57LoRaWAN自営網も作れる免許不要のLPWA
58Sigfox少量データを送る免許不要のLPWA
59NB-IoT狭い帯域で動く携帯網のLPWA
60LTE-M移動中も使える携帯網のLPWA
61ハンドオーバー通信中に接続先の基地局を切り替えること
625G高速大容量・低遅延・多数接続の移動通信
63ローカル5G企業などが自分の敷地で使う5G
64周波数電波が1秒間に振動する回数
65MQTTブローカー経由の軽量な出版・購読型プロトコル
66CoAPUDP上で動く省電力機器向けのプロトコル
67TCP/UDP確実に届けるか、手順を省き軽く送るか

← 表は横にスクロールできます →

第6章の用語(68〜82)

データ活用(当サイトの整理)
No用語一言説明
68ビッグデータ量・種類・速度が大きいデータ
69前処理欠損や外れ値を整えて分析できる形にすること
70中央値並べたときの真ん中の値
71標準偏差データのばらつきの大きさ
72相関係数2つの量の直線的な関係の強さ(−1〜1)
73回帰分析ある量から別の量を予測する式を求めること
74機械学習データから規則をコンピュータに学ばせる方法
75教師あり学習正解付きのデータで学ぶ方法
76教師なし学習正解なしでデータの構造を見つける方法
77強化学習報酬を手がかりに試行錯誤で学ぶ方法
78過学習学習データに合いすぎ未知のデータに弱い状態
79深層学習多層のニューラルネットワークで学ぶ方法
80生成AI文章や画像などを新しく作るAI
81ハルシネーション生成AIがもっともらしい誤りを出すこと
82GAN生成器と識別器を競わせて学ぶ仕組み

← 表は横にスクロールできます →

第7章・第8章の用語(83〜100)

セキュリティ・ビジネス(当サイトの整理)
No用語一言説明
83脆弱性攻撃に悪用されうるシステムの弱点
84マルウェア害をなす目的で作られたソフトウェア
85ゼロトラスト場所を問わずすべてのアクセスを検証する考え方
86セキュアブート正しいソフトだけで起動する仕組み
87ファームウェア更新機器のソフトを直して弱点をふさぐこと
88共通鍵暗号暗号化と復号に同じ鍵を使う方式
89公開鍵暗号公開鍵と秘密鍵のペアを使う方式
90ハッシュ関数元に戻せない固定長の値を作る関数
91電子署名送り主の確認と改ざん検知に使う仕組み
92個人情報特定の個人を識別できる情報
93匿名加工情報本人を特定・復元できないよう加工した情報
94仮名加工情報他の情報と照合しない限り本人が分からない情報
95著作権創作した表現を守る権利
96アジャイル短い反復で作って直す進め方
97スクラムアジャイルの代表的な枠組み
98PoC小さく試して実現性と効果を確かめること
99サブスクリプション利用期間に応じて継続的に料金を得る形
100仮説検証予想を立ててデータで確かめること

← 表は横にスクロールできます →

間違えやすい対の用語は?

取り違えやすい組合せ(当サイトの整理)
組合せ見分けるポイント
センサ/アクチュエータ測る側か、動かす側か
NB-IoT/LTE-M移動と音声に向くのはLTE-M
匿名加工情報/仮名加工情報復元できないよう加工し第三者提供も想定するのは匿名加工情報
暗号化/ハッシュ元に戻せるのは暗号化

← 表は横にスクロールできます →

学習の順番は、当サイトの目安として、1日に1章分(約10〜20語)を説明できるまで繰り返し、8日前後で一周する方法をすすめます。問題形式で確かめたい方はIoT基礎の無料お試しも使えます。

確認問題1:角速度を測るのは?

回転の速さ(角速度)を測るセンサはどれか。

  1. ガスセンサ
  2. 照度センサ
  3. ジャイロセンサ
  4. 地磁気センサ

正解:3。2は明るさ、1は気体の濃度、4は方位(磁場)を測ります。

確認問題2:MQTTの説明は?

MQTTの説明として最も適切なものはどれか。

  1. UDP上で動くREST型の軽量な方式
  2. ブローカー経由の出版・購読型の方式
  3. 衛星の電波で位置を求めるための方式
  4. Webページを取得する要求応答の方式

正解:2。1はCoAP、3はGNSS、4はHTTPの説明です。

確認問題3:教師なし学習はどれ?

教師なし学習にあたるものはどれか。

  1. 報酬を手がかりに行動を試行錯誤する
  2. 正解付きの画像で犬と猫を見分ける
  3. 過去の数値から明日の売上を予測する
  4. ラベルなしのデータをグループに分ける

正解:4。クラスタリングは教師なし学習です。2は分類、3は回帰でどちらも教師あり学習、1は強化学習です。

よくある質問

この100語だけ覚えれば合格できますか?

この一覧は当サイトの整理で、出題範囲を網羅するものではありません。テキスト全体と問題演習とあわせて使ってください。

用語の詳しい説明はどこにありますか?

各章の学習ガイドと、IoT検定 基礎の勉強法から個別の用語記事へたどれます。

用語は何周くらい見直せばよいですか?

回数の決まりはありませんが、当サイトでは一覧を見て一言で説明できなかった用語に印を付け、印の付いた用語だけを繰り返す方法をすすめています。対の用語は片方だけでなく、違いを一文で言えるかを確かめてください。

出典・参考

  1. [1]MCPC IoTシステム技術検定[基礎](確認 2026-09-27)
  2. [2]インプレス『IoT技術テキスト 基礎編 改訂4版』書誌ページ(確認 2026-09-27)
  3. [3]NIST SP 800-145 The NIST Definition of Cloud Computing(確認 2026-09-27)
  4. [4]個人情報保護委員会 令和2年 改正個人情報保護法について(確認 2026-09-27)

本番と同じペースで腕試し

記事の次は、本番形式の問題で。

出題カテゴリの配分どおりに組んだ無料お試しを、登録不要・カード不要で解けます。続きの模試と章別ドリルは買い切りで、月額はかかりません。

IoTシステム技術検定 基礎

60問・60分の模試と章別ドリル・¥4,980(税込・買い切り)

IoT基礎の無料お試し20問
料金と収録内容を見る →

当サイトは、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)とは関係のない個人が運営する非公式の学習教材です。掲載している問題はすべて当サイトのオリジナルで、実際の試験問題・過去問題・再現問題ではありません。試験の日程・受検料・出題範囲は公式サイト(https://www.mcpc-jp.org/license/ )で必ず確認してください。合格を保証するものではありません。合格の目安は当サイトの推定です。技術・制度の記述は「最終確認日」時点のものです。

← 対策記事の一覧へ