試験情報・勉強法IoT基礎

IoTシステム技術検定 基礎の合格点は?非公開の合格ラインとの付き合い方

IoTシステム技術検定 基礎の合格基準は公式に非公開です。ネットの「7割で合格」をどう扱うか、公表されている合格率の読み方、練習での目標正答率の決め方、60問で何問落とせるかの考え方を表と確認問題で整理します。

最終更新
公開
読了目安
約5分
執筆
ICT模試 編集部

この記事の要点

  • IoT基礎の 合格基準と解答は非公開 です(MCPC 公式ページ、2026年9月27日確認)。何問正解で合格かは誰にも断言できません。
  • ネットで見かける「6割」「7割」は推測です。当サイトは、練習で安定して7割台後半を取れる状態 を受検の目安にしています(当サイトの推定)。
  • MCPC が公表した合格率(2024年3月版の資料で68.5%)は受検者全体の結果で、合格点を示す数字ではありません。
  • 合格点が分からないときは、カテゴリ別の正答率を上げて「苦手を作らない」準備が有効です。

IoT基礎の合格点は公表されている?

公表されていません。IoTシステム技術検定 基礎の公式ページには、合格基準と解答は非公開と明記されています。検定Q&Aでも、採点結果や合否についての問い合わせには応じないとしています(どちらも2026年9月27日確認)。

そのため、「IoT基礎は○割で合格」と断言している情報は、どれも推測か個人の体験談です。受検の目標を決めるときは、推測をそのまま信じるのではなく、余裕を持った目標を自分で立てる方が安全です。

分かっている数字と、分からない数字は?

出典: MCPC IoTシステム技術検定[基礎]試験情報、検定Q&A、合格率資料(2026年9月27日確認)
項目公表の有無内容
問題数・時間公表60問・60分・4者択一(CBT方式)
合格基準(合格点)非公開公式ページに「非公開」と明記
解答非公開本番の正誤は分からない
出題カテゴリ公表5カテゴリ(比率は公表なし)
合格率公表(資料)2024年3月版の資料で68.5%
過去問非公開サンプル問題のみ公開

← 表は横にスクロールできます →

合格率が7割近いことから、「受検者の多くが取れる水準に線がある」とは読めます。ただし、合格率は受検者の準備の度合いにも左右されるので、合格点の手がかりとしては弱い数字です。

練習では何割を目標にする?

合格点が分からない以上、目標は高めに置きます。当サイトでは次の目安をすすめています。いずれも当サイトの推定で、公式の基準ではありません。

当サイトの推定による目安。本番の合格点を示すものではありません
練習での正答率(60問換算)状態次にやること
6割未満(35問以下)範囲に穴が多いテキストの未読の章を読み、章別問題を解く
6〜7割(36〜42問)合否がどちらに転ぶか分からない正答率の低いカテゴリを2つ選んで集中的に
7割台後半(45〜47問)受検の目安通し練習で時間配分を確認して申し込む
8割以上(48問以上)余裕がある中級の範囲も視野に入れる

← 表は横にスクロールできます →

本番は練習より緊張し、初めて見る言い回しの問題も出ます。練習の点数から1割ほど下がる前提で目標を置くと、合格点が多少高めでも持ちこたえられます。

自分の現在地は、IoT基礎の無料お試し20問 で確かめられます。20問なので誤差はありますが、どのカテゴリが弱いかの見当はつきます。

カテゴリごとの足切りはある?

公式ページに、カテゴリごとの基準(足切り)についての記載はありません。あるともないとも言えないので、どのカテゴリも極端に落とさない 準備をしておくのが安全です。

特に、テキストのページ数が多い通信方式(第5章)やデバイス(第3章)は問題数も多いと考えられます(当サイトの推定)。ここで大きく落とすと、他のカテゴリで取り返すのが難しくなります。

合格点を気にしすぎるとどうなる?

当サイトの整理
つまずき起きること対策
「6割で受かる」と聞いて準備を止める本番で6割に届かず不合格練習で7割台後半まで上げてから受ける
合計点だけを見る特定のカテゴリの穴に気づかないカテゴリ別の正答率を記録する
同じ問題の繰り返しで点を上げる答えを覚えただけで、本番の別の問い方に対応できない初見の問題や選択肢を入れ替えた問題で確かめる
本番中に正答数を数える焦って読み違いが増える1問ずつ解き、迷った問題は印を付けて先へ進む

← 表は横にスクロールできます →

確認問題1(LPWA)

LPWA(Low Power Wide Area)の特徴として、最も適切なものはどれか。

  • ア 高速・大容量で動画の配信に向く
  • イ 有線で工場の機器同士をつなぎ、制御データを確実に送る規格の総称
  • ウ 通信距離は数cm程度で、主に交通系ICカードなどの決済に使われる
  • エ 低消費電力で広い範囲をカバーし、少量のデータ送信に向く

正解: エ

ア: 高速・大容量は5Gや無線LANの特徴です。LPWAは通信速度が低いのが一般的です。

イ: LPWAは無線通信方式の分類です。

ウ: 数cmの通信で決済に使われるのはNFCです。

エ: 正しい。LPWAは電池で長く動き、km単位の範囲で少量のデータを送る用途(検針・見守りなど)に向きます。

確認問題2(合格基準)

IoTシステム技術検定 基礎の合格基準について、公式ページ(2026年9月時点)の記載として正しいものはどれか。

  • ア 正答率60%以上で合格
  • イ 正答率70%以上で合格
  • ウ 合格基準は非公開
  • エ 受検者の上位50%が合格

正解: ウ

ア・イ: いずれもネットで見かける推測で、公式の基準ではありません。

ウ: 正しい。公式ページに、合格基準と解答は非公開と書かれています。

エ: 相対評価であるという記載はありません。

確認問題3(CIA)

情報セキュリティの3要素(CIA)のうち、「許可された人が必要なときに情報やシステムを使える状態」を表すものはどれか。

  • ア 可用性
  • イ 完全性
  • ウ 機密性
  • エ 真正性

正解: ア

ア: 正しい。可用性は、使いたいときに使えることです。DoS攻撃は主に可用性を損ないます。

イ: 完全性は、情報が改ざんされず正しい状態に保たれることです。

ウ: 機密性は、許可されていない人に情報を見せないことです。

エ: 真正性は、利用者や情報が本物であることで、CIAに追加される要素の一つです。

よくある質問

不合格のとき、何点足りなかったか分かりますか?

合格基準と解答は非公開で、採点結果の問い合わせにも応じないとされています。点差を知る方法はないと考えてください。

基礎と中級で合格点は違いますか?

どちらも合格基準は公表されていないので、比べられません。中級については IoT中級の合格点 にまとめています。

合格率68.5%は最新の数字ですか?

2024年3月版の資料の数字です。最新の値は MCPC の公表資料で確認してください。

出典・参考

  1. [1]MCPC IoTシステム技術検定[基礎]試験情報(合格基準は非公開、2026年9月27日確認)
  2. [2]MCPC 検定 Q&A(2026年9月27日確認)
  3. [3]MCPC 検定の合格率(2024年3月版)

本番と同じペースで腕試し

記事の次は、本番形式の問題で。

公式の出題カテゴリの比率どおりに組んだ無料お試しを、登録不要・カード不要で解けます。続きの模試と章別ドリルは買い切りで、月額はかかりません。

IoTシステム技術検定 基礎

60問・60分の模試と章別ドリル・¥4,980(税込・買い切り)

IoT基礎の無料お試し20問
料金と収録内容を見る →

当サイトは、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)とは関係のない個人が運営する非公式の学習教材です。掲載している問題はすべて当サイトのオリジナルで、実際の試験問題・過去問題・再現問題ではありません。試験の日程・受検料・出題範囲は公式サイト(https://www.mcpc-jp.org/license/ )で必ず確認してください。合格を保証するものではありません。合格の目安は当サイトの推定です。技術・制度の記述は「最終確認日」時点のものです。

← 対策記事の一覧へ